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別格12番札所「延命寺」はお大師さまお手植え伝説のいざり松が有名なお寺です。
空海ゆかりの千枚通し霊符は、病気平癒・安産のご利益があるとして、現代にも受け継がれています。

前神寺から三角寺への道中の休憩スポット

別格12番札所「延命寺(えんめいじ)」は、愛媛県四国中央市の土居に位置しています。
この地域は、八十八ヶ所参りの64番札所「前神寺」から65番札所「三角寺」の途中にあたり、遍路道でもある旧道の讃岐街道沿いにある延命寺は、多くのお遍路さんが立ち寄る別格霊場です。

お寺の門前には四国のみちの延命寺休憩所が設置されており、歩き遍路さんの野宿スポットにもしてくださっています。

休憩所として六角形の立派な東屋を設置してくださっています。

休憩所として六角形の立派な東屋を設置してくださっています。

この休憩所がある広場にお大師さま由縁の名物があります。

 

お大師さまお手植え伝説の「いざり松」

延命寺の縁起によると、開創は奈良時代に四国を巡錫した行基によるものと伝わり、その後平安時代に空海もこの地を訪れ、自ら松を植えたそうです。
明治時代には枝が傘状に東西30m・南北20mに広がっていたという巨大な松の木は地元では「土居のいざり松」として親しまれていましたが、昭和43年(1968年)末に枯れてしまい、現在は幹だけが横たわり往時をしのばせています。

枯れてしまったとはいえ、いざり松跡は現在でも延命寺のシンボル的存在です。

枯れてしまったとはいえ、いざり松跡は現在でも延命寺のシンボル的存在です。

いざり松の道路をはさんだ向かい側、橋を渡ったところがお寺境内です。

いざり松の道路をはさんだ向かい側、橋を渡ったところがお寺境内です。

手水鉢の中には蛙さんがいました。

手水鉢の中には蛙さんがいました。

 

病気平癒・安産の千枚通し霊符

空海が松を植えたしばらくのちに再度空海がこの地を訪れたところ、松の木の下に足が不自由な人がいて、空海は千枚通し霊符を創札し、その一枚を水に浮かべて飲ませると全快したそうで、感銘したこの人物は空海から得度を受け法忍と名乗り、この地で千枚通しの霊符を継承したとのことです。

この千枚通し霊符は現在でもお寺で授かることができ、朝夕祈念しながら水を飲むと病気平癒・安産のご利益があるとのことで、多くの参拝者がこれを授かりに訪れます。

中に納経所もある大師堂で千枚通し霊符を授かることができます。

中に納経所もある大師堂で千枚通し霊符を授かることができます。

 

別格12番札所「延命寺」は、お大師さま所縁のいざり松と千枚通し霊符が有名な別格霊場です。
八十八ヶ所参りの途中にも立ち寄りやすい立地ですので、ぜひお立ち寄りを。

 

【別格12番札所】  摩尼山 延命寺(まにざん えんめいじ)
宗派: 真言宗御室派
本尊: 延命地蔵菩薩
真言: おん かかかび さんまえい そわか
開基: 行基菩薩
住所: 愛媛県四国中央市土居町土居895番地
電話: 0896-74-2339

 

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佐藤 崇裕

四国遍路情報サイト「四国遍路」を運営する株式会社四国遍路(https://shikokuhenro.co.jp/)の代表取締役。四国遍路の文化をより良い形で引き継いでいくために、四国遍路に新しい付加価値を生み出すべく日々奮闘中。