【オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」】オリジナルの高品質な一冊を携えて寺社を巡ってみませんか

「千年帳」は、四国の伝統技術を継承する職人集団が制作する高品質でプレミアムな納経帳・御朱印帳です。WEBサイトで簡単にオーダーメイド方式の注文ができ、職人があなただけのための一冊を完全受注生産で仕立てます。

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一生ものとして大切にするにふさわしい高品質でオリジナリティの高い納経帳をつくる

オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳(せんねんちょう)」は、四国遍路情報サイト「四国遍路」を運営する株式会社四国遍路が企画開発し、制作・販売している新しいコンセプトの商品です。

(株)四国遍路の代表取締役である佐藤崇裕が、2015年に初めて歩き遍路をしたときに、四国八十八ヶ所霊場のそれぞれの札所の御朱印をもらう際に、気に入って納得できる納経帳を見つけることができなかった経験が発想のきっかけです。その後の日々の四国密着の事業活動の中でも、多くのお遍路さんから「もっと高品質で特別な納経帳が欲しい」「一目見て自分のものだとわかるオリジナルデザインの納経帳があったらいいのに」など、既存製品では満たすことができない要望の声を耳にしたことにより、商品化のために具体的に動き出します。

最初の構想からは約4年が経過していた2020年、「一生ものとして大切にするにふさわしい高品質でオリジナリティの高い納経帳をつくる」という発想を具現化しようと考え続けてきたある日、お遍路旅をしたときや四国で事業活動する中で出会った伝統的工芸品やその文化・技術を継承する職人さんの顔が思い浮かびました。四国に密着して活動してきたからこその人的ネットワークを最大限活用し、ご縁をたぐり寄せ、巡礼文化の本場・四国の地場産の手漉和紙、染物生地、製本技術、書道などの職人とともに千年帳制作チームを立ち上げることができました。

プロジェクト立ち上げから、様々な方法で試作開発を重ね、販売開始準備を進める期間が約2年半、2022年9月23日にようやく販売を開始することができました。

オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」_表紙4種ラインナップ

1000年もつともいわれる「土佐手漉和紙」をメイン素材に、四国の伝統技術を継承する職人集団が制作する最高品質オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」

オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」制作チーム

千年帳制作チームメンバーがそろい、高知県の仁淀川にかかる沈下橋で記念撮影。

 

※※オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」に関する詳細情報は以下リンクのWEBサイトをご覧ください。※※
https://sennencho.jp/

 

1000年もつともいわれる「土佐手漉和紙」

千年帳のメイン材料は、高知県の仁淀川流域で製造される「土佐手漉和紙(とさてすきわし)」です。1000年以上前から製造されていた歴史をもち、1000年もつともいわれる高い保存性や独特の意匠性から、現在は主に貴重な文化財の修復に利用される最高峰の和紙です。
千年帳の本紙には、伝統的な和紙素材である楮(こうぞ)を材料にした紙と、三椏(みつまた)を材料にした紙の2種類を採用しています。御朱印が美しく映え、書き手が書きやすい納経帳・御朱印帳専用の紙を、手漉和紙職人の田村寛さんと田村亮二さん、紙の研究開発のスペシャリストである高知県紙産業技術センターの有吉正明さんと協同して新規開発しました。
開発には約2年間を要し、その間に材料や加工方法、紙の厚さなどを変えた何種類もの紙を試作し、成分評価などの科学的な試験や、実際にお寺で御朱印を書いている人に書き心地や仕上がりを試していただき、納経帳・御朱印帳に適した品質の和紙にたどり着くことができました。

土佐手漉和紙 田村寛

伝統的な製法で、職人が一枚一枚手漉きする最高峰の土佐手漉和紙。

総本山善通寺 納経

千年帳の本紙は、墨書きと御朱印が映え、書き手が書きやすいことで美しい仕上がりになることを意識して開発しました。

 

※※オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」に関する詳細情報は以下リンクのWEBサイトをご覧ください。※※
https://sennencho.jp/

 

伝統的な和綴じ製本は軽くてしなやか

千年帳は製本手法にも伝統的な技術を採用しました。全国各地の文化財に指定されている昔の本や紙製品の修復や保存を手がける紙本保存修復士の一宮佳世子さんと製本手法を検討し、御朱印巡りや霊場巡礼の旅で持ち歩くことを想定して、軽くてしなやかに仕上がる古来からの和綴じ製本にいきつきました。
最高品質の土佐手漉和紙の保存性や意匠性などの特長を損なうことなく活かすことができるように、接着に使用する糊の成分やこよりを使った綴じ、表紙を補強する裏打ち紙にいたるまで、すべての材料・手法にこだわり、それを突き詰めていくと伝統的な製本手法が最良の選択になりました。

和綴じ製本_一宮佳世子

古来の和綴じ製本には歴史に裏付けられた機能性が備わっています。

製本糊

接着に使う糊は天然原料で、使用する部位によって、水分量やかたさを調整しながらその場で練り上げます。

 

※※オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」に関する詳細情報は以下リンクのWEBサイトをご覧ください。※※
https://sennencho.jp/

 

四国の伝統技術を継承する職人の手仕事が生み出す珠玉の納経帳・御朱印帳

表紙に使用する染布の開発は、香川県琴平町で伝統的工芸品「讃岐のり染」の技術を守り発展させることに取り組んでいる「染匠 吉野屋」の四代目・大野篤彦さんに依頼しました。
大野さんは讃岐のり染だけではなく、江戸時代には琴平の街でも盛んだった「藍染」を復活させる新しい取り組みも始めていて、琴平町内で藍を栽培し染料をつくり、古来の手法で染める「讃岐正藍染」の染布も千年帳の表紙布として採用しました。

讃岐のり染_大野篤彦

柄にそってのりをおき、染めわけしていく「讃岐のり染」の伝統手法を受け継いでいます。

讃岐正藍染_大野篤彦

自ら建てた藍染料で、何度も染め重ねて、深みのある藍色を表現するのが「讃岐正藍染」です。

 

また、納経帳・御朱印帳であることを表示するための帳面の顔にもなる「題せん」、自分だけの帳面であることを示す「名入れ」もオリジナリティを追求し、香川県を拠点に活躍する書家・廣瀬和美さんに一筆一筆手書きしてもらうことにしました。
廣瀬さんは、四国が生んだ大宗教家・弘法大師空海が活躍した平安時代に広まった仮名文字の書を得意としており、千年帳の上質なイメージにマッチしていると自負しています。

仮名書道_廣瀬和美

平安時代の仮名文字文化を現代に。

仮名文字_廣瀬和美

一筆一筆したためますので、この世に同じものはふたつとありません。

 

ここまでご紹介してきた職人集団が制作するそれぞれの素材をデザイン的に取りまとめるのが、香川県を拠点にマルチクリエーターとして活躍する得丸成人さん。千年帳の特長やストーリーをお伝えするための写真や映像も得丸さんに担当してもらっています。

千年帳の全体の企画・制作・販売は株式会社四国遍路が担当し、千年帳のプロジェクトの発起人でもある代表取締役の佐藤崇裕がプロデューサーとして責任をもってお客様のお手元にあなただけの一冊をお届けします。

 

※※オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」に関する詳細情報は以下リンクのWEBサイトをご覧ください。※※
https://sennencho.jp/

 

御朱印を集めることで人の想いや旅の思い出を重ねていく

神社やお寺を参拝した際に、御朱印をいただくことが最近は一般的になってきました。
いろいろな想いをもって寺社を巡る方々に寄り添う一生ものの一冊として、御朱印の芸術性に惹かれ旅の思い出としてコレクションする方々の遊び心をくすぐる一冊として、千年帳が皆さまに寄り添い、長い間大切にされ、後世にも文化として引き継がれていくような存在になれればと思っています。

オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」の世界を、ぜひ一度のぞいてみてください。

※※オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」に関する詳細情報は以下リンクのWEBサイトをご覧ください。※※
https://sennencho.jp/

※※オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」は公式SNSで、千年帳を使った御朱印巡りや霊場巡礼の楽しみ方、商品へのこだわり、制作事例、御朱印に関連するあれこれなどなど、千年帳に関連する最新情報を発信していますので、ぜひフォローをお願いします。※※
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オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」_表紙4種ラインナップ

この一冊が文化になる。

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この記事を書いた人

四国遍路情報サイト「四国遍路」を運営する株式会社四国遍路(https://shikokuhenro.co.jp/)の代表取締役。四国遍路の文化をより良い形で引き継いでいくために、四国遍路に新しい付加価値を生み出すべく日々奮闘中。