無事に1番札所「霊山寺」にて歩き遍路をスタートさせると、それほどの距離を歩くこともなく、あっという間に2番札所「極楽寺」に到着します。

まずは、朱塗りの見事な仁王門に圧倒されるはず。

大迫力の山門をぐぐると、身が引き締まります。

大迫力の山門をぐぐると、身が引き締まります。

石畳の美しい境内を通り抜け、急な階段を上がると、本堂・大師堂があり、1番札所で覚えた参拝作法で、お参りを済ませます。

ここで見逃してはならないのが、本堂と大師堂の間にいらっしゃるこのお大師さま。

赤いのぼりに囲まれたお大師さまを必ずチェック。

赤いのぼりに囲まれたお大師さまを必ずチェック。

 

極楽寺のもう一つの顔

極楽寺は、2番札所としての顔とは別に、安産祈願のお寺としても徳島で有名なのです。

由来は

極楽寺縁起によれば、弘法大師が当山に留錫、「阿弥陀経」を二十一日間読誦された折、 難波の難産に悩む女性が、弘法大師のお加持によって無事安産した。 それでそのお礼にと木彫りの大師像を奉納し、以後安産祈願の本坊として多大な信者を集めたという。
時代は下り明治の頃、大阪住吉に住み難産に悩む婦人が妊娠したので、 安産祈願を受けたところ、ある夜夢の中に弘法大師があらわれ四国遍路をすすめられた。 そこで発心して讃岐まで巡拝して、ここ二番極楽寺までくると急に産気づいたが、 弘法大師より最後までめぐりつづけよとのお告げがあった途端におさまった。 その後何事も無く結願し帰宅したら、男子を無事に出産することができたという。
当山安産縁起と同じ霊験を得て無事出産され感激した婦人は、大師堂の前に安産大師像を奉納された。
これが現在、境内本堂右手に安置せられる安産修行大師像である。

極楽寺HPより

とのことです。

 

札所の参拝に必死になり、先を急ぐがあまり気がはやると、それぞれのお寺の見どころや歴史・由来を見逃しがちになるので、ぜひ心を落ち着かせて、それぞれの札所を堪能したいものです。

 

さらに「長命」にもご利益が

安産で生まれた子どもが、さらに長命までご利益をいただけるのが、極楽寺のすごいところ。

境内には、樹齢1100年を超えると言われ、樹高30m以上、幹の周囲は6mを超える、「長命杉」がそびえます。

おもいっきり逆光写真ですが、後光が差しているということで。

おもいっきり逆光写真ですが、後光が差しているということで。

 

「安産から長命まで」→「ゆりかごから墓場まで」みたいになりますが、「人にやさしい」極楽寺の見どころをお見逃しなく。

 

【2番札所】  日照山 無量寿院 極楽寺(にっしょうざん むりょうじゅいん ごくらくじ)
宗派: 高野山真言宗
本尊: 阿弥陀如来
真言: おん あみりた ていせい からうん
開基: 行基菩薩
住所: 徳島県鳴門市大麻町桧ダンノ上12
電話: 088-689-1112

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。