遍路ころがしから神山温泉までたどり着けたら、温泉で疲れを癒し、そのあとは栄養補給。徳島といえば「すだち」、「神山温泉 ホテル四季の里&いやしの湯」で「すだちブリ」なるものを見つけてしまっては、素通りできませんでした。
食事もできちゃう「神山温泉 ホテル四季の里&いやしの湯」
12番札所「焼山寺」への「遍路ころがし」を制覇したあとは、がんばって「神山温泉」まで下りてきて、とろっとろの温泉で身も心も癒されなきゃいけません。立ち寄り入浴ができる「神山温泉 ホテル四季の里&いやしの湯」に一目散に向かい、温泉入浴したあとは、もちろん食事で栄養補給です。この施設では、レストランのみの利用も可能で、地元の名産品を味わうことができてしまうのです。
※施設・温泉の情報は以下記事、リンクをぜひご覧ください。
【神山温泉ホテル四季の里&いやしの湯】初の遍路ころがしの疲れを癒すのは「神山温泉」一択
徳島といえば「すだち」でしょ!「すだりブリ」って??
地元産品メニューがたくさん並ぶ中で、明らかにお店一押しだったのが「すだちブリしゃぶ定食」。
「すだち」といえば、徳島県原産の柑橘類で、さわやかな香りが特徴的ですね。
原産地だけあって、日本の生産量の98%が徳島県で生産されているそうで、その中でも神山温泉がある神山町が県内でNo1の出荷量をほこるとのこと。わたし的には、秋に焼きさんまにすだちをたっぷり絞るのが最高だと思っています。
すだちは全国的にも有名になっていると思いますが、「すだちブリ」というのは私は初めて目にしました。調べてみると、すだちの皮をまぜた飼料を与えて養殖したブリとのこと。
通常の養殖ブリに比べてビタミンEが豊富に含まれ、その効果で脂っぽさが抑えられ、さっぱりした後味になるらしいです。四国では果物を飼料として与える「フルーツ魚」なるものの養殖が増えているようで、高知の「柚子鰤王(ゆずぶりおう)」を皮切りに、愛媛ではみかんを飼料にしたマハタやタイ、香川では「オリーブはまち」なんていうのも開発されているようです。
理屈はほどほどに、さっそくいただきます!
ブリだけに「ブリブリ」な刺身と、さっぱりの「しゃぶしゃぶ」
お膳には「しゃぶしゃぶ」をするための簡易鍋に火がともり、否が応でも期待感が高まります。
しゃぶしゃぶにいく前に、ブリの刺身も味わえてしまうお得感。まずはこちらをすだちをたっぷり絞っていただきます。
厚めに切ったブリが「ブリブリ」の食感、もちろん脂がしっかりのっているのですが、すだち果汁でとてもさっぱりいただけます。この食べ方は徳島ならではですね。
そして、メインの「ぶりしゃぶ」へ。
これは刺身とは全然違う食感で、口の中で身がほろっと柔らかくくずれ、ブリの旨みをじっくりと味わうことができました。これまたたっぷりすだちを絞ったポン酢との相性はもちろん抜群。
しゃぶしゃぶも刺身も、脂ののったブリをさっぱりいただける、遍路ころがしで疲れきった体に優しくしっかり栄養補給ができるありがたいお料理でした。
ごちそうさまでした!
施設名: | 神山温泉 ホテル四季の里&いやしの湯 ※以下情報はレストラン |
営業時間: | 11:00~20:00(夏季) 11:00~19:00(冬季) |
定休日: | 毎月第4火曜日(祝日は営業) |
住所: | 徳島県名西郡神山町神領本上角80-2 |
電話: | 088-676-1117 |
施設HP: | http://kamiyama-spa.com/ |