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37番札所「岩本寺」を出発すると黒潮町に入りますが、遍路道の国道56号線沿いの「土佐佐賀温泉 こぶしのさと」と「伊田観音堂」は野宿スポットとして充実していました。

 

札所間最長距離の足摺岬への歩行スタート

37番札所「岩本寺」を出発すると、次の38番札所「金剛福寺」は足摺岬の先端で約80kmの距離があり、これは札所間の距離としては最長になります。
2番目に長い室戸岬「最御崎寺」への歩行ではかなりのダメージを蓄積し、高知の道のりが足の痛みとの闘いになってしまったので、ここは慎重に進もうと決意していました。

80kmの距離があると、最低でも2泊3日は時間がかかりますので、足摺岬までの道のりでは、野宿スポットをいくつかご紹介していこうと思います。
まずは岩本寺のある四万十町から進んだ先の黒潮町にあった2カ所の充実野宿スポットをご紹介です。

金上野 弘法大師像

この日私は岩本寺の宿坊からスタートしましたが、出発してまもなく国道沿いのこんな人達がお見送りをしてくれました。

 

天然温泉で立ち寄り湯も可能な「土佐佐賀温泉 こぶしのさと」

37番札所岩本寺を出発して、国道56号を進むこと約10kmの拳ノ川(こぶしのかわ)の集落に、ひとつめの野宿スポット、天然温泉の入浴・宿泊施設「土佐佐賀温泉 こぶしのさと」があります。
この施設は単純硫黄泉の良質な天然温泉が湧いていて、立ち寄り入浴はもちろん、宿泊施設やレストランもあって、旅館に近い設備を備えています。

そんな施設の国道沿い敷地の一角に、よく整備された遍路小屋があり、野宿も可能になっています。
施設が開いている時間帯であれば、トイレや水は施設内を使わせていただけるので安心ですし、天然温泉の立ち寄り湯で疲れも癒せてしまう充実の野宿スポットです。

土佐佐賀温泉こぶしのさと 外観

私がたどり着いたのは朝9時頃だったので、宿泊・入浴ともに利用しませんでしたが、なかなかよい環境だと思い、写真を撮っておきました。

土佐佐賀温泉こぶしのさと 遍路小屋

国道沿いの敷地一角にきれいな遍路小屋があります。宿泊の際には車の音が間近に聞こえると思います。

土佐佐賀温泉こぶしのさと 遍路小屋 内部

小屋内にはなんとお大師さまがいらっしゃいます。横になれる長いベンチが野宿遍路さんにはありがたい環境だと思います。

 

施設名:  土佐佐賀温泉 こぶしのさと ※以下情報は日帰り入浴
営業時間: 11:00~21:00(20:30札止め)
定休日: 不定休
入浴料: 大人600円 小人(4~12歳)300円
住所: 高知県幡多郡黒潮町拳ノ川2161
電話: 0880-55-7011
施設HP: http://www.kobushino-sato.jp/

 

広々スペースで雨風しのげる「伊田観音堂」

「土佐佐賀温泉 こぶしの里」を通過してから、伊与木川(いよきがわ)に沿って進み、伊与喜や佐賀の集落に入っていきます。
私は土佐佐賀駅手前の「道の駅 なぶら土佐佐賀」でカツオ一本釣りで有名な「明神丸」のカツオのタタキを食べました。
この道の駅は、2014年新設でおもしろい取り組みをしているので、詳しくは以下リンクの記事もぜひご覧ください。

明神丸「藁焼きカツオの塩タタキ」と「しめじの天ぷら」のてんこ盛り丼を食らう【道の駅 なぶら土佐佐賀】

「土佐佐賀温泉 こぶしの里」から距離にして17kmほど進んだ先、伊田(いだ)の集落、有井川(ありいがわ)駅の手前にある伊田観音堂が、ふたつめの野宿スポットです。
なぜか写真を撮り忘れたのですが、広さが12畳ほどあるお堂に宿泊できるようにしてくださっていて、トイレや水も使用可能です。
遍路道中で私が見つけた宿泊できる無人のお堂としては、環境の良さで上位に入ってくる充実施設でした。

伊田トンネル

172mと短い伊田トンネルが目印で、このトンネルを抜けてすぐ右手に伊田観音堂があります。お堂前にはお大師さま像もありますので、すぐわかると思います。

※「伊田観音堂」の場所の地図を掲載しておきます。

 

足摺岬への長距離歩行は、集落は所々にあるものの、お店や宿泊施設がぱったり無くなってしまう区間もありますので、事前準備をしっかりして、情報収集もしながら、無理せずぼちぼち進むことをオススメします。

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。