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歩き遍路に必ず必要なものといえば地図で、先達さんから必ずおすすめされるのが通称「黄色い地図」、へんろみち保存協力会が発行する『四国遍路ひとり歩き同行二人[地図編]』です。

 

先達さんおすすめの「黄色い地図」

歩き遍路に出発するあたって必ず必要になるのが地図です。
これだけインターネット上に情報が溢れる時代になったとはいえ、四国遍路道に関する情報を簡単に便利に入手しようと思うと、まだまだ十分な状況ではありません。
※本サイトは、四国遍路情報発信の一助になればと思っていますが、完成形まではまだまだです。

そんな中で、多くの先人が利用し、先達さん達が必ずおすすめする地図といえば、「へんろみち保存協力会」が発行する『四国遍路ひとり歩き同行二人[地図編]』です。
A4版でとても目立つ黄色い表紙であることから「黄色い地図」なんてよばれることもあります。

ちなみに私は遍路中にこの地図は使わず、あえて電子書籍で発行されている別の地図を使いました。
その地図に関しては以下記事にてご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

電子書籍版遍路地図で通し歩き遍路を制覇してみた【大きな地図で行く「四国遍路」八十八ヶ所巡り徹底ガイド】

そして、私は遍路結願後に『四国遍路ひとり歩き同行二人[地図編]』を購入し、自分がたどった道のりを振り返り、本サイトの記事を書く際の情報としても活用させていただいています。
私のような使い方はかなり特殊だとは思いますが、それだけ歩き遍路道の多くの情報が詰まった定番の地図ですので、ここでご紹介させていただこうと思います。

四国遍路ひとり歩き同行二人[地図編]

とても目立つ黄色い表紙の本を開いているお遍路さんを見かける機会が多いと思います。

 

道標でおなじみの「へんろみち保存協力会」

この地図を発行しているのはへんろみち保存協力会で、松山市の宮崎建樹さん(残念ながら2010年に亡くなられました)が自身が歩き遍路をした際に遍路道が荒れていたり、地元の人でも道がわからなかったりする状況を改善しようと活動を開始した団体です。
今では当たり前のように遍路道にあって歩き遍路を助けてくれる「道標」も、この会が設置してくれているものがほとんどで、遍路文化の維持・発展に大きく貢献されていると思います。

へんろみち保存協力会 道標

安心して歩いていくことができるのはこの「道標」のおかげです。ほんとうにありがとうございます。

地図の初版は1990年で、そこから2014年までに10版まで改訂が重ねられ、常に最新の情報を掲載いただいていることにも頭が下がります。
へんろみち保存協力会の詳細は以下リンクからご確認ください。

へんろみち保存協力会 ホームページ: http://www.iyohenro.jp/

 

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細かい距離表示と遍路道周辺情報が満載

この地図が定番とされている要因は「細かい距離表示」と「遍路道周辺情報の多さ」だと思います。

歩き遍路をしていると、目的地まであとどのぐらいの距離なのかがとても重要な情報になります。旧道や山道を歩くことも多いので正確な距離を把握するのは難しいのですが、この地図はいろいろな地点から目的地までの距離表示があり、複数ルートがある場合はそれぞれのルートの距離が表示されていたりなど、距離情報がとても充実しています。
聞くところによると、実際に歩測をされている区間もあるようで、遍路に対する思い入れと、制作にかなりの手間をかけていらっしゃることがこのことでわかります。

ただし、ページによって縮尺が様々だったり、方角もバラバラ、距離の起点表記など独特の表現がされている地図なので、慣れていかないと正確な情報を読み取るのが難しくもあります。
可能であれば、遍路出発の前段階で地図を購入して、読み取りの練習をされておく方がよいと思います。

遍路道周辺の情報量に関しても、この地図でしかわからない情報がたくさんあります。
特に私がすばらしいと思うのが「遍路宿」「遍路休憩所」「買い物スポット」「飲食店」の情報量と、別格霊場や番外霊場までの道案内までが掲載されているところです。
道案内以外のこれらの情報を重視される方は、地図とセットで発行されていて、遍路の基礎知識や霊場解説がまとめられている『四国遍路ひとり歩き同行二人[解説編]』も合わせて読んでいくと、四国遍路に関する理解がより深まると思います。
※『四国遍路ひとり歩き同行二人[解説編]』に関しては以下記事もぜひご覧ください。

歩き遍路に必要な基礎知識が詰まったバイブル的一冊【四国遍路ひとり歩き同行二人[解説編]】

 

へんろ道は尋ね歩きの修行道

本書は地図なので、文章はほとんどないのですが、冒頭1ページにとても印象に残り本質をついていると思ったフレーズがありますので、そのまま引用にてご紹介します。

へんろ道は尋ね歩きの修行道です。
へんろみち保存協力会をはじめ多くの善意のある方が、みちしるべやシールを設置されていますが、不安になった場合は地元の方などに確認してください。

道に迷うこと、地元の方々との様々な交流・助けをありがたく受けることも、歩き遍路の醍醐味です。
皆さまが無事に四国遍路を歩まれることをお祈りします。

 

※「四国遍路ひとり歩き同行二人[地図編]」の詳細情報は以下リンクよりご確認ください。

 

※「四国遍路ひとり歩き同行二人[解説編]」とのセット販売もされています。

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。