71番札所「弥谷寺」のすぐ近くに、お遍路さんの休憩・宿泊によく利用される「道の駅 ふれあいパークみの」があります。
施設内の「天然いやだに温泉 大師の湯」でくつろいだ後の宿泊は、喫茶店裏で野宿させていただきました。

うどん県副知事に見送られながら夜の山の中へ

70番札所「本山寺」の参拝を夕方17時ぎりぎりに終え、次の71番札所「弥谷寺」がある北方向に進んでいきます。
この区間の大部分は国道11号を歩き、ところどころ並行している旧道に入るところがありますが、遍路道としては変化が少ない道のりになります。
「弥谷寺」付近にたどり着くまでに距離は約10kmありますので、平坦な国道でありながら時間はそれなりにかかり、私が歩いていた17~19時あたりの時間帯にはすっかり日没して、あたりは真っ暗になってしまいました。
ということで、道中の写真が全然ないのですが、「本山寺」を出てすぐのところで撮った唯一の写真が以下です。

「うどん県副知事」「三豊ふるさと大使」の要潤さんがお見送りしてくれました。

「うどん県副知事」「三豊ふるさと大使」の要潤さんがお見送りしてくれました。

香川県は「うどん県」と称する観光PRを行っていて、この看板があった香川県三豊市出身の要潤さんが副知事の肩書でPR大使を務めています。
「うどん県」のネーミングで、「さぬきうどん」のイメージは全国的に浸透しましたが、最近では「うどんだけじゃない」ことをアピールしているようです。

ということで、約10kmの道のりを歩くと、この日の最終目的地「道の駅 ふれあいパークみの」は目の前です。

 

「道の駅 ふれあいパークみの」の手前では一難あり

71番札所「弥谷寺」は標高382mの「弥谷山」の中腹にあり、ふもとから登り坂が始まります。
目的地の「道の駅 ふれあいパークみの」も、お寺に向かう坂の途中の小高い場所にあります。
私は道の駅までを真っ暗な中歩いたのですが、この道のりが肝試し級に恐ろしい道でした。

まずは野犬がたくさんいたこと。
遍路道中で飼い犬から吠えられることはしょっちゅうでしたが、野放しの野犬に吠えられ追いかけられたのはここだけです。
おそらく襲いかかってくるまではないと思いますが、注意が必要です。

あと、弥谷山のふもとから遍路道の旧道があるのですが、ここが竹藪の中を進み、道沿いにお墓や仏像が並んでいて、真っ暗な中懐中電灯を照らしながら歩くのは、完全に肝試しです。
おばけが苦手な方は、夜歩くのは避けた方がよいと思います。
昼間歩けば、遍路風情を味わえる道だとも思いますが、きれいに整備されている車道がありますので、そちらを進んでください。

ということで、かなりビビりながら「道の駅 ふれあいパークみの」になんとか到着できました。

到着したときはあたりは真っ暗で写真は撮れなかったので、この写真は翌早朝に撮った「道の駅 ふれあいパークみの」です。

到着したときはあたりは真っ暗で写真は撮れなかったので、この写真は翌早朝に撮った「道の駅 ふれあいパークみの」です。

 

「天然いやだに温泉 大師の湯」でくつろぐ

「道の駅 ふれあいパークみの」のメイン施設は「天然いやだに温泉 大師の湯」です。

これも翌早朝の写真で、日の出間もない時間帯にタクシーで出勤されている方がいらっしゃいました。ご苦労さまです。

これも翌早朝の写真で、日の出間もない時間帯にタクシーで出勤されている方がいらっしゃいました。ご苦労さまです。

その名の通り天然温泉が湧いている立ち寄り入浴施設で、お大師さまの名前までついているとなると、お遍路さんであれば入ってみたくなりますね。
立ち寄り湯だけではなく、宿泊施設も併設しているので、宿泊も可能です。

「天然いやだに温泉 大師の湯」の特徴としてお遍路さんの間で有名なのが、遍路道中の立ち寄り湯の中では屈指の「高級価格」です。
入浴料金1,500円(消費税・入湯税込)なので、私は少々迷いながら、真っ暗な中がんばって歩いた自分へのご褒美とばかり奮発してしまいました。
ただし、その価格分サービスは充実していて、お風呂は複数の浴槽や、景色を楽しめる露天岩風呂、タワーサウナまで楽しめますし、館内では館内着を貸してくれて、ロッカーに荷物や着替えを預けたまま、食事や休憩をすることもできます。
さっとお風呂で汗を流してという使い方ではなく、長時間滞在したい施設です。

テレビ付きのリクライニングソファがたくさんあって、お風呂上りにゆったりとくつろぎました。

テレビ付きのリクライニングソファがたくさんあって、お風呂上りにゆったりとくつろぎました。

ちなみに、11日(いい日)、26日(ふろの日)、特定の曜日など、その時々によって割引サービスや特典企画をされているようなので、ちょうどそのタイミングに合えばラッキーですね。

そしてお風呂のあとは宿泊ですが、私は宿泊施設を利用したわけではなく、外に出て野宿をしたのです。

 

「道の駅 ふれあいパークみの」の喫茶店裏で野宿

「道の駅 ふれあいパークみの」は、野宿も可能にしてくださっています。
駐車場が広々しているので、車中泊をしている方も見受けられました。

「ふれあいパーク」というだけあって、遊具が設置されている大きな広場があるので、そこにテントを張って泊まる野宿者が多いようですが、私はテントは持っていないので、寝床にさせていただいたのは喫茶店の裏です。

道の駅内に「タイム」という喫茶店があります。

道の駅内に「タイム」という喫茶店があります。

喫茶店の裏が屋根と建物で雨風をしのぐことができるスペースになっていて、ここも野宿OKスペースにしてくださって、道の駅利用者の方の邪魔にもなりません。

喫茶店の裏が屋根と建物で雨風をしのぐことができるスペースになっていて、ここも野宿OKスペースにしてくださって、道の駅利用者の方の邪魔にもなりません。

温泉からの湯冷めの心配と、前出の野犬の遠吠えが恐ろしかったのですが、たいへんありがたい野宿スペースとして活用させていただきました。

 

「道の駅 ふれあいパークみの」は71番札所「弥谷寺」参拝の休憩・宿泊拠点としてとても便利な施設です。
訪問タイミングに応じて、うまく活用してみてください。
くれぐるも夜間の訪問にはご注意を。

 

施設名:  道の駅 ふれあいパークみの (天然いやだに温泉 大師の湯)
営業時間: 入浴 10:00~23:30
食事 11:00~22:00
売店・喫茶店 8:30~17:00
定休日: 第2水曜 ※8月・12月は無休
住所:  香川県三豊市三野町大見乙74
電話: 0875 – 72 – 2601
施設HP: http://iyadani.sun-age.or.jp/

 

スポンサーリンク

 

pilgrim-shikoku-logo_set 四国遍路情報サイト「四国遍路」 TOPページに戻る


The following two tabs change content below.

ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。