85番札所八栗寺がある五剣山から下ったところに、絶好の休憩スポット「道の駅 源平の里むれ」があります。この施設内にある人気の「海鮮食堂じゃこや」で香川県のブランド魚「オリーブはまち」を使ったづけ丼をいただきました。
八栗寺登山の後の休憩スポット「道の駅 源平の里むれ」
85番札所八栗寺は、五つの峰が剣先のような形で連なる五剣山の中腹にあり、参拝後は山を一気に下ってきます。
登山で疲れた後の絶好の休憩スポットが「道の駅 源平の里むれ」です。
高松市牟礼町の国道11号沿いにあり、志度湾を臨む広々とした公園スペースもある気持ちの良い道の駅です。
道の駅のすぐ近くには遍路の父「真念」の終焉の地といわれている「愛染寺」もありますので、立ち寄ってみるのもよいと思います。
※真念終焉の地に関しては、以下リンクの記事もぜひご覧ください。
【85番札所八栗寺→86番札所志度寺】遍路の父「真念」終焉の地「愛染寺」周辺の休憩スポット
道の駅 源平の里むれを休憩スポットとしておすすめするのは、施設内に人気の海鮮食堂があることが大きな理由のひとつです。
香川地元の食材を地元のお母さんが調理する「海鮮食堂じゃこや」
施設内にある「海鮮食堂じゃこや」は、香川地元の食材を主に使って、それを地元のお母さんが調理して提供する地元密着型のお店です。
提供スタイルもその日その日で変わる一品料理をセルフでチョイスする形式で、多種多様なメニューから選ぶのに迷いまくります。
どれをとろうかさんざん迷ったのですが、僕のチョイスは一番人気の「はまちのづけ丼」です。
丼物やごはん類はレジで注文して、出来立てをあとから席に運んでくれる形式になっています。
小鉢やメイン料理が並ぶ前で立ち止まってさんざん迷っていたことにツッコミを入れられそうです…
香川県のブランド魚「オリーブはまち」
そして運ばれてきた丼はこんな感じ。
この丼に使われている「はまち」は、香川県でさかんに養殖されている魚で、成長すると「ぶり」と呼ばれる出世魚として有名です。
そのはまちの中でも、海鮮食堂じゃこやで提供されるのは「オリーブはまち」と名付けられたブランド魚です。
温暖な瀬戸内式気候でオリーブの生産がさかんな香川県で、オリーブからオイルを搾ったあとの搾りかすを畜産・養殖に活かす取り組みがおこなわれており、搾りかすを食べて育った「オリーブ牛」「オリーブ豚」「オリーブ車海老」など売り出されています。
オリーブの搾りかすを食べさせると、旨み成分のオレイン酸が豊富にたくわえられ、脂はしっかりのっていてもしつこくなくさっぱりした味になるといわれています。
たしかに僕が食べたオリーブはまちも脂の旨みがしっかり感じられて、それでいてたっぷりの切り身を飽きることなくぺろりと平らげてしまいました。
期間限定でしか食べられない「オリーブはまち」のづけ丼
オリーブはまちは例年9月~1月までが旬のため、オリーブはまちづけ丼は期間限定でしか食べることができません。
お母さんのづけの味付けがはまちの脂分とバランスがよい甘辛具合で、厚めにきられたブリッとした食感もはまちならではといった感じでした。
見た目のポイントだった卵黄も、づけの醤油味とからんでまろやかになり、味の変化も楽しめました。
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珍しい「たこの子」のおすすめ小鉢
「はまちのづけ丼」で大満足ではあったのですが、やっぱり小鉢をあきらめきれば、僕が選んでおいたのは「たこの子の煮付」という珍しい一品です。
小さい蛸の白子の煮付けで、表面はプリッとしていて、口の中に入れるとトロッとする珍味でした。
季節によって、旬の珍しい食材も並ぶので、いつ行っても違うメニューを楽しめると思います。
85番札所八栗寺の山登り・山下りを終えた後は、道の駅 源平の里むれでひと休みしていってください。
海鮮食堂じゃこやで、香川地元食材を使った地元のお母さん手作り料理で腹ごしらえもおすすめです。食堂の営業時間は、ランチ時間帯のみの短い時間ですので、ご注意を。
店名: | 海鮮食堂じゃこや(道の駅 源平の里むれ) |
営業時間: | 平日:11:00〜14:00 土・日曜、祝日: 11:00〜15:00 |
定休日: | 無休 ※臨時休業あり |
住所: | 香川県高松市牟礼町原631-7 |
電話: | 087-845-6080 |
店HP: | http://www.genpei-mure.com/syokudo/ |