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四国遍路を無事完歩し、開創1200年で盛り上がる「高野山」へお礼参りに伺います。
和歌山市内からJR線で「高野口駅」にたどり着き、信仰の歩き道「町石道」の入口である「慈尊院」までの道のりも見どころ満載でした。

和歌山市内より「高野山」を目指す

通し歩き遍路を2015年3月1日に結願し、高野山のお大師さまに御報告・御礼(お礼参り)は開創1200年記念法会が始まってからにしようと保留していましたが、2015年4月12・13日の2日間で「高野山」に行ってきました。
2015年は弘法大師が高野山に密教の道場を開いてから1200年目にあたり、それを記念する法会や事業、イベントなどが行われており、例年にも増して注目を浴び、参拝者も多くなっています。
詳しくは以下から内容をご覧になってみてください。

高野山 開創1200年 | 高野山真言宗 総本山金剛峯寺: http://www.koyasan.or.jp/k1200/

 

私は、高野山に向かう前日に和歌山市内に入り、和歌山市内観光を楽しんでから、翌日(4月12日)の早朝から「高野山」を目指しました。
和歌山市内での観光の様子は、遍路番外遍としてTwitterで実況中継していましたので、ご興味のある方は以下リンクの四国遍路Twitterアカウントの2015年4月11日のツイートをぜひご覧ください。

「四国遍路Twitter」はこちら

 

四国遍路結願後、そのままお礼参りで「高野山」を目指す方は、徳島港から南海フェリーで和歌山港というルートを使う方が多いようです。
このルートを使うのであれば、南海フェリーの乗船券と南海電鉄の乗車券がセットで割引になる「好きっぷ2000(※「すきっぷにせん」と読みます)」が便利でお得です。
活用される方は、以下にて詳しい情報をご確認ください。

好きっぷ2000(南海フェリーHP): http://www.nankai-ferry.co.jp/nankai-special/skip200015.html

上記「好きっぷ2000」を活用した場合、高野山までは南海電鉄を利用することになりますが、私はJRを使い「和歌山駅」から和歌山線で「高野口駅」まで移動しました。
※南海電鉄を利用の場合は「和歌山市駅」から大阪方面経由で高野山に移動します。
※「和歌山駅」と「和歌山市駅」は別の駅で場所が離れているので要注意。

早朝5:30の始発電車で出発しました。2月の遍路中はまだこの時間は真っ暗でしたが、4月になるとこの時間でも明るくなり始めています。

早朝5:30の始発電車で出発しました。2月の遍路中はまだこの時間は真っ暗でしたが、4月になるとこの時間でも明るくなり始めています。

和歌山県はその名のとおり「和歌」のまちで、電車も「万葉集」を表現したデザインでした。

和歌山県はその名のとおり「和歌」のまちで、電車も「万葉集」を表現したデザインでした。

 

「高野口駅」から、信仰の歩き道「町石道(ちょういしみち)」の入口「慈尊院(じそんいん)」を目指す

歩いて高野山に登るルートはいくつかありますが、その中でも弘法大師開山以来の信仰の道、表参道として巡礼の道にもなってきたのが「町石道(ちょういしみち)」で、その入口が「慈尊院(じそんいん)」というお寺になっており、まずスタートルートとして「高野山口駅」から「慈尊院」を目指します。

高野口駅舎は木造の歴史を感じる佇まいでした。

高野口駅舎は木造の歴史を感じる佇まいでした。

南海電鉄を利用した場合は「九度山駅」から「慈尊院」を目指すことになり、南海電鉄利用者の方が多いので、「高野口駅」から「慈尊院」のルートを歩く方は少ないみたいです。
私が乗った電車が始発だったこともありますが、「高野口駅」で下車したのは私一人でした。

ただ、こちらのルートにもいくつか見どころがあり、とても楽しめたので、それをご紹介していきたいと思います。

まずは「高野口駅」に降り立って、駅の目の前にはひときわ目を引く「葛城館」があります。

木造3階建てで、ガラス張りで建物内の様子がわかり、美しさが際立ちます。

木造3階建てで、ガラス張りで建物内の様子がわかり、美しさが際立ちます。

この「葛城館」は、残念ながら現在は営業されていない元旅館で、明治時代に開業し、当時は高野山参拝客で賑わっていたそうです。
国の登録有形文化財にも指定されており、このような建物は高野山の歴史のひとつしてもぜひ残していっていただきたいと思いました。

 

そして、駅から「慈尊院」方面に5分ほど歩くと、もうひとつ歴史を感じる建造物を発見、「高野口小学校」です。

昔の映像や写真で見たことしかないような木造小学校に驚きました。

昔の映像や写真で見たことしかないような木造小学校に驚きました。

この小学校校舎は、昭和12年に建てられた木造平屋の建物で、近年改修はされているものの、建設当時の状態のまま、しかも小学校として現役バリバリで活躍中とのこと。
木造校舎としては日本最大級とのことで、国の重要文化財にも指定されているそうです。
建物が保存されているだけではなく、現役として使われていることがとても貴重で、ここに通った地元の方々は歴史や文化に深い思い入れを持つようになるんだろうなと想像します。

 

物資補給をしてから「高野山参詣大橋」を渡る

前出の「高野山小学校」の国道24号線を渡った向かい側に「産直市場よってって高野口店」と「セブンイレブン高野口町大野店」がありますので、ここで登山中の食料・飲料を買っていきます。
ここを過ぎてからは、高野山登山途中で国道と合流するまで補給拠点はありませんので、ご注意ください。

念のため周辺地図を掲載しておきます。 

セブンイレブンの裏には河童さんがいらっしゃいますので癒されながら進んでください。

セブンイレブンの裏には河童さんがいらっしゃいますので癒されながら進んでください。

そのあと「慈尊院」方面に進むと大きな「紀の川」を渡る「高野山参詣大橋」を通過します。

赤い欄干が美しい「高野山参詣大橋」です。この橋の名前を見て、高野山参拝への気持ちがたかぶりました。

赤い欄干が美しい「高野山参詣大橋」です。この橋の名前を見て、高野山参拝への気持ちがたかぶりました。

川の対岸に見えるのが高野山への山並みです。
目的地は距離にして20km以上先、標高は1000m近いので、この時点ではその姿を見ることはできません。
遍路道でも経験した先の見えない道のりを思い出します。

橋を渡り終えると、以下の道路標示に従って進めば、ほどなくで「慈尊院」に到着です。

「九度山」方面には「道の駅」があり、ここも立ち寄りたかったですが時間の都合で断念。

「九度山」方面には「道の駅」があり、ここも立ち寄りたかったですが時間の都合で断念。

参道を進むと「慈尊院」に到着です。

参道を進むと「慈尊院」に到着です。

「町石道」の入口である「慈尊院」までは、いろいろなルート・交通手段がありますが、私が通った「高野山駅」から「高野口小学校」「高野山参詣大橋」を経由するルートは見どころがあり、オススメですのでぜひご参考ください。

このルートのGoogleマップ画像も掲載しておきます。

高野口駅から慈尊院へのルート

歩行距離3km、約40分のルートです。

 

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。