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44番札所「大寳寺」から45番札所「岩屋寺」に向かうルートは、久万高原の山あいを進む自然満喫ルート。
山岳修行の「岩屋寺」には、峻険な修行道「八丁坂」を登って山の尾根をつたっていきます。

「大寳寺」の裏山は自然豊かな良道

44番札所「大寳寺」は、久万高原の中心街から近いにも関わらず、杉木立に囲まれた別世界でしたが、45番札所「岩屋寺」に向かうルートは「大寳寺」の裏山に入っていきますので、お寺の荘厳な雰囲気そのままに遍路道を進んでいきます。
約1.5kmの距離で標高差150mほどを登り下りして山を越えますので、それなりにしんどい道のりではありますが、杉の古木が立ち並ぶ景色を存分に楽しみたいルートです。

「岩屋寺」方向には杉の古木が立ち並びます。このエリアには古い遍路道標が多く残っています。

「岩屋寺」方向には杉の古木が立ち並びます。このエリアには古い遍路道標が多く残っています。

「大寳寺」の裏山を越えると、一度県道12号に出て、畑野川の集落を経て、どんどん山奥方向に進んでいきます。
途中に「久万高原ふるさと旅行村」という、古い民家の展示や、貸別荘・キャンプ場といった宿泊施設を備えたテーマパークがあり、この入口のバス停が遍路小屋も兼ねていますので、休憩が可能で、ここにいらっしゃいました「丸型ポスト」
※「丸型ポスト」に関しては、以下タグの記事をぜひご覧になってみてください。

四国遍路「丸型ポスト」タグ

「久万高原ふるさと旅行村」のバス停で、そっぽを向いているように見えるシャイな「丸型ポスト」です。

「久万高原ふるさと旅行村」のバス停で、そっぽを向いているように見えるシャイな「丸型ポスト」です。

 

「くまこうげん ゆりぼう」に導かれて「八丁坂」へ

「久万高原ふるさと旅行村」を通過すると、県道12号から再び未舗装路に入り、自然豊かな遍路道を進みます。
ここで私は久々の野生動物との遭遇を経験しました。
野生動物と遭遇するたびに、必死でスマホを取り出すのですが、撮影に成功したことはありませんでした。

この林道を真正面から「リス」が猛ダッシュしてきて、私に驚いて急カーブを切って山斜面方向にジャンプしていきました。そちらもびっくりしたかもしれないけど、こっちも相当びびったからね。

この林道を真正面から「リス」が猛ダッシュしてきて、私に驚いて急カーブを切って山斜面方向にジャンプしていきました。そちらもびっくりしたかもしれないけど、こっちも相当びびったからね。

未舗装路を約1.5km進むと、急坂で有名な「八丁坂」の入口に到着しますが、ここでなかなかかわいいキャラが道案内をしてくれます。

「くまこうげん ゆりぼう」が道案内してくれました。この道標を見ていると「八丁坂」がきつい坂には思えず、なんか力が抜けました。

くまこうげん ゆりぼう」が道案内してくれました。この道標を見ていると「八丁坂」がきつい坂には思えず、なんか力が抜けました。

ちなみに「くまこうげん ゆりぼう」は、頭は久万高原町の花「ささゆり」ときれいな「星」、からだは「山」の緑、足はきれいな「川」をイメージしているそうで、公募377点の中から人気投票で選出されたキャラなんだそうです。
久万高原町の宣伝大使に任命され、アメブロまでやってるなかなかできるキャラなので、キャラ好きの方は以下リンクより詳しい情報をご覧になってみてください。

くまこうげん ゆりぼう(久万高原町HP): http://www.kumakogen.jp/modules/yuribo/index.php?content_id=1
※キャラのプロフィールページにおもいっきり「着ぐるみの貸し出し方法」を掲載すると、ちびっこの夢が壊れるような…

高知県ではやたらいろいろなキャラに出会ったのですが、しばらくキャラとご無沙汰だったので、紹介に力が入ってしまいました。

 

峻険な修行道「八丁坂」

「くまこうげん ゆりぼう」に導かれ、「八丁坂」の入口にたどり着き、案内看板がある場所がベンチ設置の休憩所になっていますので、解説を読みながら急坂登り前の休憩をとってください。

坂途中には都合よい休憩スペースがないので、ここでひと休みです。

坂途中には都合よい休憩スペースがないので、ここでひと休みです。

案内看板に記載されているように、次の札所「岩屋寺」は霊場の中でも特に厳しい山岳修行を行う寺とされ、修行者は表参道を通らずに、わざわざ坂を上って山の尾根づたいに進むこのルートで修行をしたそうです。
「八丁坂」はその名の通り「八丁(870m)」の距離で(現在の道は870mよりは少し短いようです)、標高差160mを登る急坂で、私が登った2月中旬は少し雪が残っているほど寒い時期でしたが、汗が一気に吹き出しました。

「八丁坂」の頂上には、昔は茶店があったようで、「農祖峠」方面から進んでくる別ルート(このルートで進んでくると、45番札所「岩屋寺」参拝後に44番札所「大寳寺」に向かうことになります)との合流地点にもなっています。

「南無大師遍照金剛」の大きな石碑は、別ルート途中の集落の人達が、自分達の集落を通るルートが本来であると示すために道標とともに建立したそうです。

「南無大師遍照金剛」の大きな石碑は、別ルート途中の集落の人達が、自分達の集落を通るルートが本来であると示すために道標とともに建立したそうです。

この地点から、「岩屋寺」までは1.9kmほどを山の尾根づたいに進んでいきますが、ここは緩やかな下りで道もよく整備されていて歩きやすい遍路道です。
そして、「岩屋寺」へは裏参道からアプローチするのですが、その様子は「岩屋寺」紹介の以下リンクの記事に続きます。

山岳修行の霊地の岩山にひたすら圧倒され続ける【45番札所「岩屋寺(いわやじ)」】

「大寳寺」の裏山から「八丁坂」の登りは厳しい修行の道のりではありますが、久万高原の自然を満喫できる遍路道でもありました。

 

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。