【天然温泉御所の郷】阿波市のお遍路道中でゆったり休憩できるおすすめ立ち寄り温泉施設

7番札所十楽寺から8番札所熊谷寺への道中の「天然温泉御所の郷」。1番札所霊山寺からお遍路をスタートして、少し疲れてきた頃にある絶好の癒しスポットです。地元の人にも愛される立ち寄り温泉施設をご紹介します。

市内に4つの札所がある阿波市

四国八十八ヶ所霊場の7番札所十楽寺、8番札所熊谷寺、9番札所法輪寺、10番札所切幡寺の4つの札所がある徳島県阿波市。市内には複数の温泉がある温泉地でもあり、「天然温泉御所の郷(てんねんおんせんごしょのさと)」はそのうちのひとつで、7番札所十楽寺から8番札所熊谷寺への遍路道沿いにあって、お遍路さんが立ち寄りやすい立地です。

1番札所霊山寺から順打ちを始めたお遍路さんは、このあたりで「ゆっくり温泉に入って休憩をして体力を回復したい！」と、そんなタイミングでしょうし、逆打ちでまわってきたお遍路さんは、最後の一踏ん張りといったところです。

施設の外に屋台もあり、ついつい買いたくなるグルメを販売していますので、短時間の立ち寄り休憩にもおすすめです。

お遍路で疲れた体に天然温泉が染みる

天然温泉御所の郷は、高台に立地していて、天気が良ければ、下に吉野川、正面には四国山地の山並みをのぞむ景色も魅力のひとつです。

天然温泉は、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉で、お遍路で疲れた体に染みわたるでしょう。
浴室は、ローマをイメージしたローマの湯ヴィーナスと、和風の和の湯けやきの二種類があって、男女で日替わり入れ替え制のため、行く日によって趣の異なる内装を楽しむことができるのも魅力です。
広々とした湯船では、体を伸ばし、ゆったり入れます。特に寝湯は寝ながら温泉に入れるので、リラックスしすぎてお風呂内で寝てしまうことにご注意を！露天風呂もあり、青空を見ながらの温泉は開放感抜群。夜は星を見ながらの温泉を楽しめます。最近流行りのサウナは、高温サウナをはじめ、低温サウナとミストサウナの3種類あり、サウナ好きには必見です。サウナでととのえて、再びお遍路旅へ出発するのもよいでしょう。

温泉は22:00（受付終了9:30）まで営業しているので(2023年4月現在)、夜遅い時間の入浴も可能です。

お風呂以外に岩盤浴・エステもあるので、女性にも人気です。

館内の品揃え豊富な売店「日々食彩」が便利

館内には売店「日々食彩」があります。コンビニほどの広さですが、品揃えはスーパーマーケット並みに豊富です。
お弁当にお菓子、地元で採れた果物・野菜の直売やお土産品など幅広い品揃えで、お遍路道中に手軽に食べられるものも多数あり、日用品も取り扱っています。また、ドリンクの種類もアルコールからソフトドリンクまでいろいろ揃っています。

施設の周辺にはコンビニやスーパーマーケットなど買い物ができるところが少ないエリアなので、休憩がてらいろいろなものが手に入る便利スポットです。

地元名物がいろいろ揃っていてお土産にも最適。お菓子のばら売りもあるので、お遍路で補給食で持ち歩いて食べるのにも便利です。

ジェラートは温泉あがりの火照った体を冷やすのに手が伸びてしまいます。

館内のお座敷休憩スペースでのんびりと

「温泉に入ったあとは少しまったりしたい！」そんな人も多いでしょう。
館内にはお座敷の休憩スペースもあり、ゆったりと過ごすことができます。テレビも設置されていて、とても広いので、横になって仮眠をするのもよいかもしれません。お座敷でゆっくりしずぎて、出発が遅くなってしまわないように要注意です(笑)

思い思いの場所に机や座布団を持って行って、のんびり休憩ができます。

遍路道中のランチに最適なレストランも完備

施設内にはレストラン「秋月」もあり、昼食や夕食を取ることもできます。メニューは、定番の唐揚げやとんかつといった定食から、阿波市の名物たらいうどんなど、ご当地メニューもいただけます。 メニューが豊富なので、お遍路の途中のランチに最適です。
営業時間は、11:00～14:30（ラストオーダー14:00）、17:00～20:30（ラストオーダー20:00）で、14:30から17:00は休み時間があるので(2023年4月現在)、訪れる際は注意しましょう。 レストランがお休みの時間帯は、館内の売店で購入したお弁当などをお座敷で食べることができますよ。

「たらいうどん」は阿波市の名物で、施設の近くに専門店も何軒かあります。

四国のお遍路道中には、多くの温泉施設がありますが、天然温泉御所の郷はその中でもいろいろな設備や機能が充実したおすすめの日帰り温泉施設です。 ぜひ立ち寄ってみてください。

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