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26番札所「金剛頂寺」の山から下ってすぐの海岸に「道の駅 キラメッセ室戸」があります。
室戸の地場産品が豊富に揃い、地元名物の「お倉饅頭」と、老舗ベーカリーの素朴なパンを、一カ所で手軽にいただいてしまいました。

「金剛頂寺」登山の疲れを癒す好立地

26番札所「金剛頂寺」に登山下山は、距離・標高ともにそれほどきつくはないですが、野性味が残る未舗装遍路道ですので、心地よいひと苦労という感じでした。
私は下山中に野うさぎに遭遇する経験もし、遍路道の自然を満喫しました。

山を下りきってすぐの海岸沿いに、歩き遍路さんのために設置してくださったがごとくの好立地で「道の駅 キラメッセ室戸」があります。
この道の駅には、クジラ漁の歴史を学ぶことができる「鯨館」、鯨のほか室戸の海産物を中心にした地元料理を味わうことができる「食遊―鯨の郷―」、地元産品の直売所「楽市」の3つの施設があります。
私は「楽市」のみに立ち寄りましたが、時間と余裕があれば、「鯨館」で室戸を知り、「食遊」でゆっくり食事休憩するのもよさそうでした。

メイン施設ではないのですが、いつもツッコミぐせで私が注目してしまったのは、「土佐弁」をしゃべる自動販売機です。
何をしゃべっていたのかを記録しなかった失態をおかし、記憶もなく、いまいち説得力がありませんが、思わずこの自動販売機で飲み物を買ってしまったぜよ。

「土佐弁」をしゃべる人といえば誰しもが「坂本龍馬」を思い浮かべるんですよね。

「土佐弁」をしゃべる人といえば誰しもが「坂本龍馬」を思い浮かべるんですよね。

四国の遍路道では、時々しゃべる自動販売機に遭遇しました。
人生でこんなに自動販売機にお世話になった期間はないほど購入機会が多かったですが、他とは違う特徴を持った自動販売機では思わず買ってしまいます。
ここまでの道中でいくと、17番札所「井戸寺」の門前の自動販売機は、中国語と関西弁をしゃべるバイリンガルだったことを思い出しました。

 

室戸は栗の生産が盛ん

いつものごとく話が脱線してしまいましたが、私が立ち寄った地元産品の直売所「楽市」は、品ぞろえが豊富でした。
特にいろいろな種類の海産物がそろっていて、大部分が朝獲れのようで、見るからに新鮮で、地元の人らしき多くの方々が大量に購入していっていました。
ちょうど昼時の訪問だったこともあり、お弁当やお総菜を買い求める人もたくさんいらっしゃいました。
「道の駅」といえば、観光客が立ち寄るところというイメージもありますが、ここのように地元の人が地場産品を購入し地産地消する拠点として機能しているのはとてもよいことだと思います。

私が備蓄食料として購入したのが、少し進んだところにある伝統的建造物群保存地区「吉良川の町並み」に店を構える「ホームベーカリー徳屋」の「栗あんぱん」と「カツカレーパン」です。
※「吉良川の町並み」に関しては以下記事もぜひご覧ください。

備長炭の生産で栄えたまちは重要伝統的建造物群保存地区【吉良川の町並み】

室戸は温暖な気候と丘陵の地形を生かした「栗」の生産が盛んだそうで、通常の旬の秋の時期よりも早期に生産ができ早出しできることが特徴とのこと。
その「栗」をつかった「栗あんぱん」は、風味豊かで、ぽくぽくっとした餡の食感がとてもよかったです。

パンも餡も「素朴」の言葉が似合う一品。地元のお店が地元の産品を使った商品は、地域を感じる手っ取り早い手段です。

パンも餡も「素朴」の言葉が似合う一品。地元のお店が地元の産品を使った商品は、地域を感じる手っ取り早い手段です。

そして、がっつりおかずパンでチョイスしたのは「カツカレーパン」です。
「カレーパン」は当然どこにでもありますが、「カツ」を中に入れて「カツカレーパン」は、ありそうであまり見ないように思います。

腹減り歩き遍路にはうれしいボリューム感。パンと同サイズに近い「カツ」が入っていました。

腹減り歩き遍路にはうれしいボリューム感。パンと同サイズに近い「カツ」が入っていました。揚げ物in揚げ物。

備蓄食料にするつもりが、「道の駅」のベンチで即胃袋の中に入ってしまいました。

 

羽根名物「お倉饅頭」のお得なはねだし

さらに、いつものごとく過剰な栄養・糖分補給のために購入したのが「お倉饅頭」です。
この饅頭には地元の重要な伝統菓子で、江戸時代初期の土佐藩奉行「岡村十兵衛」が、港の改修の出役や毎年の台風等の相次ぐ不作・不漁で度重なる飢饉に見舞われてた住民のために、藩のお倉米の放出を願いでましたが、許可されず、ついに独断でお倉を開いて住民を救い、その後藩に背いた責任をとって自刃したという話を語り継ぐために、米俵型の「お倉饅頭」をつくったとのことです。
こういうストーリーとともに味わえば、感じ方も一味違ってくるものです。

黒糖が練りこまれた生地はふわっと軽い食感で、俵型の形がかわいいです。

黒糖が練りこまれた生地はふわっと軽い食感で、俵型の形がかわいいです。

前出の地元名産「栗」がはいった「栗あん」と、素朴な甘みの「こしあん」が詰め合わせで、しかも形が少しくずれた「はねだし」でお手頃価格になっていたので、過剰な個数を購入してしまいました。

パンもそうですが、地元のお店の商品が一カ所でまとめて購入できてしまうのも「道の駅」のよいところですね。

お店は少し先の「羽根」の集落の国道55号沿いにあり、こちらでももちろん購入可能なので、情報を掲載しておきます。

店名:  お倉饅頭(南商店)
住所: 高知県室戸市羽根町甲876
電話: 0887-26-1431

 

地元産品を手軽に味わえ、「土佐弁」まで聞けてしまう「道の駅 キラメッセ室戸」で山登りの疲れを癒して、再びの海岸線歩行を続けていきます。

 

施設名:  道の駅 キラメッセ室戸
営業時間(直売所): 8:30~17:00
定休日: 月曜(祝日の場合は翌日)
住所: 高知県室戸市吉良川町丙890-11
電話: 0877-25-2918
施設HP: http://www.kiramesse-muroto.jp/

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。