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安芸名産の「ちりめんじゃこ」を水産加工会社直営の食堂が提供する丼でいただきました。
「釜あげちりめん」はふわっふわっ、「どろめ」はとろっとろっ、海の香りが口に広がり、鮮度の良さを体感できる極上の一杯でした。

「ちりめんドンちゃん」に引き寄せられる

27番札所「神峯寺」の「真っ縦」から下りてくると、安芸市街に入り、海沿いの市街地を歩いていきます。
高知県に入ってからは何もない田舎道を歩いてきたので、大都会に帰ってきたような錯覚におちいるほどでした。
※「安芸市街」の様子はぜひ以下記事もご覧ください。

安芸の街の「丸型ポスト」は花形ポジション【遍路道「丸型ポスト」まとめ(安芸編)】

阪神タイガースがキャンプを行う「安芸市営球場」を通過すると、国道55号沿いに目をひく看板を発見。

まあまあ気持ち悪いたれ目のキャラと「新鮮な安芸獲れのちりめんじゃこ」の文句にひかれてしまいました。

まあまあ気持ち悪いたれ目のキャラと「新鮮な安芸獲れのちりめんじゃこ」の文句にひかれてしまいました。

この看板に引き寄せられてしまい、海方向に道を曲がると、そこは安芸の漁港で、そこには田舎の漁港には似つかわしくないおしゃれな建物があり、ここが水産加工会社「株式会社安芸水産」で、直営の「安芸しらす食堂」で獲れたて新鮮な「ちりめんじゃこ」をいただけてしまうのです。

漁港内で、海はすぐ近く、加工場らしき建物のとなりで、しかもおしゃれ。期待感が高まります。

漁港内で、海はすぐ近く、加工場らしき建物のとなりで、しかもおしゃれ。期待感が高まります。

前出の気持ち悪いキャラですが、あとから調べると、名前は「ちりめんドンちゃん」、なんと「アンパンマン」で有名な巨匠「やなせたかし」先生がデザインしたというではありませんか。
気持ち悪いと思いながらも、そのインパクトに引きつけられてしまいましたので、これも巨匠のなせる業なんでしょう。

ちなみに、地元の水産加工会社や飲食店が集まって「安芸釜あげちりめん丼楽会」という組織を立ち上げ、「ちりめんドンちゃん」も活用して、地域を元気にする活動を行っているとのことです。
情報発信を積極的にされているので、ご興味がある方は以下ページもご覧になってみてください。

安芸『釜あげちりめん丼』楽会 公式ホームページ: http://akg-21.p2.weblife.me/index.html
「ちりめんドンちゃん」はFacebookページまでもっている: http://www.facebook.com/chirimendon

 

ふわっふわっの「釜あげちりめん」 とろっとろっの「どろめ」

ということで入店し、注文したのは「釜あげちりめん丼プラスどろめ」です。

丼にはデフォルトで小鉢やお椀がついていて、お得なセットになっています。

丼にはデフォルトで小鉢やお椀がついていて、お得なセットになっています。

写真をよく見ていただくと、左奥に茄子の煮物がついていますが、安芸市は冬春なすの生産量が日本一とのことで、地元特産品をひとところで味わえてしまえるお得な感じです。
私が訪問したのは1月なので、ちょうど旬の時期で、甘味があって香りがよい茄子を堪能できました。

お吸い物もよくみていただくと、ここにも「ちりめんじゃこ」が入っています。
そして、さらに写真中央には「どろめ」の小皿がついています。
これは、「どろめ」入荷時には全メニューにサービスで小皿がつくとのことで、「どろめ」が入っている丼でもさらに小皿をつけてくれる太っ腹感もありがたい限り。
これでもかと特産品にこだわり、ゴリ推ししてくる姿勢は、私は大好きです。

小鉢だけで満足してしまいそうですが、メインは「釜あげちりめん丼プラスどろめ」です。

丼のアップ写真をもういっちょ。「じゃこ」がこれでもかと山盛りです。一杯で何匹いるんでしょう??

丼のアップ写真をもういっちょ。「じゃこ」がこれでもかと山盛りです。一杯で何匹いるんでしょう??

ここでうんちくですが、「ちりめんじゃこ」と呼ばれるのはイワシ類の稚魚を茹でて乾燥させたもので、「安芸水産」ではイワシの大きさと乾燥度合いによって「釜だしちりめん」「釜あげちりめん」「かちりちりめん」「かえりちりめん」「こべらちりめん」と分類しているそうです。
この丼に乗っている「釜あげちりめん」はもっとも小さいサイズの稚魚を茹でて、少しだけ乾燥させた状態とのことで、口に入れるとふわっふわっの食感で、心地よい海の香りが広がりまくりました。

そして「どろめ」は、水揚げ仕立ての生の状態の稚魚です。
こちらはとろっとろっの食感で、魚の味がダイレクトに口に広がり、「釜あげちりめん」との組み合わせで複雑なコントラストが楽しめます。
生なのに臭みはいっさいなく、獲れたての新鮮さを存分に体感できました。

そして、この丼の味をさらに引き立てるのが、これも地元名産の「柚子」の搾り汁。
さわやかな香りで、酸味がまろやかなのでたっぷりめにかけても味を損ねることなく、「ちりめんじゃこ」に合いまくりました。
こういう地元のハーモニーを現地で感じるのがご当地グルメの醍醐味ですね。

明らかにその場で絞ったであろうフレッシュ感と果肉が少し残る感じで、すばらしい香りでした。

明らかにその場で絞ったであろうフレッシュ感と果肉が少し残る感じで、すばらしい香りでした。

遍路道中にいろいろなご当地グルメを食べましたが、味、満足度、地元感など総合的に評価して、一・二を争う極上の一杯でした。
この丼を食べるためにわざわざ安芸市を訪れる価値もあるほどだと思いますので、お遍路さんは遍路道沿いの好立地を活用して、ぜひ立ち寄ってみてください。
「どろめ」は漁の状況によって入荷がない場合もあるそうなので、食べられた方はラッキーということで。

ちなみにおまけで、デザートには「ちりめんじゃこ」が乗っかったソフトクリーム「じゃこソフト」もあります。
私は1月の極寒の時期に、一人で頼む勇気がなく、実食しなかったのですが、最後のとどめにさらに地元感を味わいたい方はこれまで制覇してみてください。

 

店名:  安芸しらす食堂 (株式会社安芸水産)
営業時間: 11:00~16:00 ※ラストオーダー15:30
定休日: 木曜
住所: 高知県安芸市西浜3411-46
電話: 0887-34-8810
店HP: http://akisuisan.com/restaurant.html

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。