【ミニベロ遍路走行データその26】58番札所仙遊寺~西条市内まで

今治市から西条市へと向かう道は、体力的にはたいしてハードなルートではない。60番札所横峰寺まではしばし坂道を登っていくこととなるが、その後はフラットな道が続く。

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走行データその26 58番札所仙遊寺~西条市内まで

区間距離:51.6km

実質所要時間:216min

平均走行スピード:14.8km/h

獲得標高:370m

 

石鎚山と田んぼや畑の景色

今治市を出発し西条市に入ると、まずは60番札所横峯寺まで登っていき、その後また折り返して元来た道を下ったのちに周辺のお寺を参拝してまわるというルートとなる。

今治市から走行していくと、自然に61番札所香園寺62番札所宝寿寺63番札所吉祥寺を全部通過することとなる。札所の順序にこだわらないお遍路さんもおられるとも聞いたが、基本の手順で札所を順番通りに参拝する人は、まずいったん60番札所を参拝したのちに戻り、61-63番札所を訪れるという順序となる。

今治市からは、まずは国道196号を走って、国道11号に入り横峰寺にアクセスするために使用するバス停まで坂を登っていく。道路状況としては、黒瀬湖ほとりに位置するバス停までは登り坂の上昇高度は192m。しかし勾配は比較的緩やかといえるためそこまでハードな道のりではない。自転車を降りて押して登るのも良いが、個々の体力に応じ、ペダルをこいで登りきることに挑戦してみても良いかもしれない。この道以外にこれといった坂道はなく、その他は国道などの車道を走る機会が多いルートとなる。

横峰寺を訪れたのちの勾配状況は心配する必要はなく、西条市街まで基本的にとてもフラットな道のため、かなり楽に走行することができる。通常、今回私がとった走行計画と同じルートをとるのであれば、64番札所前神寺での参拝を終えたのちに宿泊するために西条市街まで向かうことになるかと思う。
その西条市街までの道のりは、畑や田んぼの間をぬう農道を走行していくこととなる。背景には、愛媛県西条市と久万高原町の境界に位置する西日本最高峰(標高1928m)の石鎚山が美しくそびえ、手前の牧歌的な風景と重なり絶景を楽しみながらフラットな農道を進めるとても気持ちの良いルートだ。ゆったりとしたライドで唯一無二の風景を存分に楽しみたい。

ミニベロ遍路 西条市近くの田園

石鎚山と田んぼや畑のコントラストが美しい。

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この記事を書いた人

兵庫県出身で、5歳の時に英国に移住し、2017年より京都を拠点に活動している。訪日外国人対象のツーリストガイド、大手インバウンド旅行会社の運営マネージャーなど、いろいろな観光サービスに従事し、すべての観光客が、本物の日本文化に触れ、特に美しい自然を体験してくれることを望む。