松山市からは瀬戸内海沿い移動するルートが始まる。松山市から今治市まではせっかくなので海岸沿いのルートをとった。この日は海風が強かったため走行には少し苦労することになった。
走行データその25 51番札所石手寺~58番札所仙遊寺まで
区間距離:67.58km
実質所要時間:312min
平均走行スピード:12.2km/h
獲得標高:411m
風が強い時の海沿いルートには注意が必要
松山市から今治市への主なルートは大きく分けると2つあり、海沿いを走るルート、山道を走るルートのいずれかを選ぶことができる。せっかくの瀬戸内海なので、やはりここは海沿いの道を選びたい。
風光明媚な瀬戸内の風景を見ながらのライドに胸を弾ませ、海沿いの国道196号線を走ることにした。国道196号線は瀬戸内の海沿いを走るため、通常は美しい瀬戸内の風景を眺めながら心地よいライドができそうなコースだ。しかし、たまたま今回はやや強い海風をともなったため、とりわけ荷物をたくさん積んだ自転車での走行では少々体力を消耗することとなった。
国道196号線は交通量が多く、風が強い中で自転車をこぐことは疲れやストレスの原因になるだけではなく、場合によっては風にあおられた際に危険を感じることもある。そんな場合にはけっして無理をせず、ゆっくりペースで走行し、時折ちゃんと休憩をとりながら目的地を目指すことが大切なポイントだ。
コンビニやスーパー、カフェやレストランなども道中でいくつか見受けられるルートなので、一旦そこで停止して一息しながら進もう。走行の道中にはつらいシチュエーションがあるかもしれないが、愛媛県内は温泉地も多いため、一日の最後には目的地でゆっくりと温泉につかってリラックスし、次の日のためにエネルギーを充電することも周遊全体をうまく運ぶための大切なポイントであることを意識しておくことがベストだ。
心地よいライドができる田舎道
56番札所泰山寺から58番札所仙遊寺までは交通量が少ない静かな集落を走行する。ちょうど15時過ぎに56番札所に到着すると、学校が終わった学生達の帰宅や部活に向かう姿にも出会えた。松山市からずっと交通量の多い道を走りストレスを感じていたが、この周辺でのライドは非常に快適で存分に楽しむことができた。