【ミニベロ遍路走行データその19】足摺岬~39番札所延光寺まで

足摺岬から景色が綺麗で快適な田舎道を走り、足摺半島を北上する。三原村は数少ない休憩ポイントで、地元の食材を使った美味しい定食ランチをいただく。

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走行データその19 足摺岬〜39番札所延光寺

区間距離:56.92km

実質所要時間:245min

平均走行スピード:15.3/h

獲得標高:481m

 

足摺岬から39番札所延光寺まで

足摺岬から39番札所延光寺までは様々な走行ルートから選ぶことができる。
37番札所岩本寺から足摺岬までの最後の道は、基本的には足摺半島の県道27号の東側を南へ向かうことになるはずなので、その後39番札所へ向かう際、また同じルートで下ノ加江まで折り返すか、足摺半島を周回するように県道27号の西側を北上して行きたいと思う人もいるだろう。
今回のミニベロ遍路では県道27号の西側を土佐清水市街地まで北上することにした。土佐清水市街地に戻った後に、前日走った国道321号を戻り、大岐海岸を通り過ごし土佐清水下ノ加江まで走行することにした。その後、県道21号土佐清水宿毛線に乗り、三原村へ向かった。39番札所での参拝を終えたのちは、一之瀬川沿いのとても気持ちいい田舎道を走ることができる。車もトラックもあまり走っておらず、アップダウンも少ない体力的にも楽で、かつ安全で快適な道だ。他の道だとかなりの距離を国道を走ることになるため、県道21号を走るのが一番おすすめだ。

ミニベロ遍路 足摺岬〜三原村の景色

足摺岬から三原村までの田舎道から眺められる景色。

 

三原村でランチ休憩

三原村に向かう県道21号はコンビニが一切無く、立ち寄れるようなお店も少ないため、その点は注意が必要。下手するとランチにありつけなくなってしまう。県道21号に入る前に土佐清水下ノ加江のローソンでお弁当か何かランチになるものを買って進む、もしくは三原村まで走ってそこでランチするかのふたつが考えられる選択肢。
三原村でランチする場合は、学校の向かい側に「三原村中央公民館」があり、その隣に”憩いの広場 やまびこカフェ”という小さな食堂とローカルなお店が数軒ある。やまびこカフェさんでは、三原村の食材を使ったボリュームたっぷりの美味しい定食がなんと600円。村のお母さん達が何人か集まり、地元の食材を使って作る手料理の味はほのぼのアットホームで絶品だ。ただし、ランチは13:30までなので、注意する必要がある。ランチが終わったころ、お母さんたちが皆で楽しく食堂で賄いを食べてる姿がなんとも微笑ましく、心がホッとした。公民館の自動販売機で三原のゆずジュースを売っていたので購入した。暑かったこの日はさっぱりした地元のゆずジュースで体が喜んだ。三原村の良さを感じられたランチタイムとなった。

ミニベロ遍路 三原村やまびこカフェランチ

地元の食材を使った野菜いっぱいの定食ランチ。

ミニベロ遍路 三原村ゆずどりんく自販機

ゆずドリンクのみの自動販売機。高知!

ミニベロ遍路 三原村ゆずどりんく

体に染み込む三原村ゆずドリンク。

 

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この記事を書いた人

兵庫県出身で、5歳の時に英国に移住し、2017年より京都を拠点に活動している。訪日外国人対象のツーリストガイド、大手インバウンド旅行会社の運営マネージャーなど、いろいろな観光サービスに従事し、すべての観光客が、本物の日本文化に触れ、特に美しい自然を体験してくれることを望む。