「道の駅 源平の里むれ」の物販コーナーは地元産品のバリエーションが充実しています。そこで、香川の郷土料理「あん餅雑煮」をアレンジしたパンと緑色の「ヨーカンパン」という不思議な食べ物に出会いました。
八栗寺登山の後の休憩スポット「道の駅 源平の里むれ」
85番札所八栗寺がある五剣山から山を下ってきたところに、便利な休憩スポット「道の駅 源平の里むれ」があります。
広々した公園スペースを散策するのもあり、地の食材を使ったランチを楽しむのもありの道の駅ですので、86番札所志度寺に向かう前にぜひ立ち寄ってみてください。
僕が食べたランチ「はまちのづけ丼」に関しては、別の記事でご紹介しているので、以下リンクの記事もぜひチェックしてみてください。
【道の駅源平の里むれ「海鮮食堂じゃこや」】香川県のブランド魚「オリーブはまち」をボリューム満点のづけ丼でいただく
香川の郷土料理「あん餅雑煮」をアレンジした不思議なパン
「道の駅 源平の里むれ」は、物販コーナーがとても充実しており、香川県の地場産品が所狭しと並んでいます。
地元の生産者さんが持ち込む新鮮な農産物や、地元の飲食店や製造会社の加工品などは、近所の人にも人気で、いつも多くのお客さんで賑わいます。
そんなたくさんの商品の中で、僕の目をひきつけて離さなかったのが2種類のパンです。
まずひとつめがこれ。
香川県の伝統的なお雑煮のスタイルとして、白味噌だしにあんこが入った餅を煮込んでいれている「白味噌あん餅雑煮」があり、これをパンにアレンジしたようです。
とても珍しいお雑煮ということで最近は知名度があがってきましたが、まさかこれをパンにアレンジするとは、香川県人の僕も初めて目にしたので、興味本位で買ってみたのです。
※「白味噌あん餅雑煮」に関しては、以下リンクの記事もぜひご覧ください。
【本場かなくま餅福田/エビスヤ本店】香川県讃岐國伝統「白味噌あん餅雑煮」とは?
袋から出してみるとこんな感じ。
で、かじってみるとこんな感じ。
このパンがあん餅雑煮を想起させるかというと僕はハテナでしたが、もっちりした白パン生地に、求肥の食感に、あんこと白味噌と青のりの香り・風味のバランスが絶妙でした。
あとから調べてわかったのが、パンは米粉を使っているとのことで、独特のもっちり感は特徴的でした。
何よりあん餅雑煮をパンにアレンジしようとおもったチャレンジ精神を評価すべき商品だと思います。
緑色のヨーカンパン
もう1種類の不思議なパンがこれ。
ヨーカンパンというもの自体がなじみがないものかと思いますが、ごんのすけさんの記事によると、高知県西部や愛媛県南部では昔から食べられている、あんパンの上にヨーカンをぬったこれでもかと甘さを訴求してくるパンのようです。
※「ヨーカンパン」に関しては、以下リンクの記事もぜひご覧ください。
【道の駅みしょうMIC】「あんこonあんこ」の魅惑の甘味「羊羹パン」ほかおもしろパンの数々
この記事で紹介されているヨーカンパンは普通の黒あん・黒羊羹ですが、ここで見つけたヨーカンパンはなぜか緑色。
甘いもの好きの僕にはたまらない組み合わせでしたが、なぜ緑色の羊羹に白あんだったのかはわからずじまい。
ヨーカンパンを知らない多くの人から見れば、ヨーカンパン自体が意味不明だとは思いますが、四国の甘いもの文化は底知れません。
「道の駅 源平の里むれ」には、このほかにも地元の産品がたくさん並んでいます。
お遍路の休憩がてら、地域ならではの珍しいものを物色してみるのもよいのではないでしょうか。
参考にこのパンを製造している会社のHPリンクも掲載しておきます。
有限会社木村屋製パン工場 HP: http://user.j-connect.net/kimuraya/
店名: | 道の駅 源平の里むれ 物産品コーナー |
営業時間: | 3月〜11月:9:00〜18:00 12月〜2月:9:00〜17:00 |
定休日: | 無休 ※臨時休業あり |
住所: | 香川県高松市牟礼町原631-7 |
電話: | 087-845-6080 |
店HP: | http://www.genpei-mure.com/ |