スポンサーリンク

 

四万十町窪川の中心部に位置する37番札所岩本寺は、周辺に老舗の和菓子屋や喫茶店が集まっていてエリアとして興味深い場所です。お寺のすぐ近くにある文化財レベルの古民家では無料で施設見学ができる他、お抹茶などもいただけます。

 

37番札所岩本寺すぐ近くで気になる看板を発見

カラフルかつモダンな天井画が素敵な37番札所岩本寺周辺を散策していると、寺にほど近い場所で気になる看板を見つけました。

道路ぎわにぽつんとたたずむ看板。

「古民家カフェ半平」と書かれた看板の矢印の方向を見ると、「古民家」と表現するには豪華すぎる建物が目に入ってきます。

 

古・・・民家?

カフェとあるものの、お茶をする気分ではないので入る理由がないのが正直な所でした。が、建物に興味が惹かれたので近寄ってみることに。

中を覗くと陶器作家の作品展示が行われているようなので、見学だけでもさせていただけないかと伺ったところ、快くOKをいただいたので上がらせていただきました。

 

古民家というより豪邸

中に入ると外観から受けた印象以上に立派な建物であることがわかります。個人的には長押(なげし)に鉄製の鴨(雁)?が埋め込まれているのがチャームポイントで気に入ったのですが、細かな部分に建てた人のこだわりが感じられます。

展示されている陶器も雰囲気に合っています。

広い部屋に並べられた陶器たち。

違い棚もしっかりとした造り。この上部には五社造りの神棚が鎮座しています。

 

明治期の実業家が建てた建物でした

あまりにも立派なので後で調べた所、この建物は旧都築邸といって明治期の実業家・都築半平(つづきはんべえ)が、当時の四万十最高の資材を使って建てた建物だということがわかりました。戦後は皇族も宿泊するような旅館として使われ、現在は四万十町所有の歴史的建造物になっています。

お庭の作りから言っても、普通の「古民家」ではありません。

 

老舗の和菓子屋の和菓子とお抹茶をいただく

この空間と雰囲気に惚れてしまい、少しゆっくりしたくなったので、当初頼むつもりではなかったお茶をいただくことにしました。

気軽に注文できる料金設定。

季節の和菓子と抹茶をいただきます。

お抹茶と尾形光琳の菊の絵を模した上用饅頭「光琳菊」

出てきたのは、写真の季節の和菓子とお抹茶のセット。おまんじゅうは注文後に岩本寺の門前にある松鶴堂(しょうかくどう)という老舗の和菓子屋さんから直接届けられます。訪れたこの日は秋でしたので、「光琳菊」という名前のおまんじゅうが季節の和菓子として提供されました。

今回お茶をいただいた席です。誰もいなくて独り占めでした。

 

カフェはNPOが指定管理者の認定を受けて運営

古民家カフェ半平では、カフェ運営や作品展示の他にも、ワークショップなどのイベントも開催しているようです。建物は四万十町のものですが、四万十町から指定管理を受託したNPOが運営しているとのこと。

情報発信は主にFacebookで行っていて頻繁に更新されていますので(2020年1月現在)、イベント情報などを知りたい方はチェックしてみて下さいね。

カフェ半平facebook https://www.facebook.com/tuduki5075/

 

37番札所岩本寺の近くで偶然見つけた古民家カフェ。周辺を歩いていると、他にも古い喫茶店やパン屋、新しくておしゃれな宿泊施設などいろいろな発見がありました。遍路道、および高知観光の見どころポイントとして窪川の街を頭に入れておいていいと思います。

 

店名:  古民家カフェ半平
営業時間: 10:00~17:00
定休日: 木曜
住所: 高知県高岡郡四万十町茂串町2-3
電話: 050-8807-5075

 

あなたにおすすめ

 

pilgrim-shikoku-logo_set 四国遍路情報サイト「四国遍路」
TOPページに戻る


The following two tabs change content below.

廣瀬美音子

札幌で生まれ育ち、東京にて都市計画コンサルタントに従事。結婚を機に香川に移住し、地方自治体勤務などを経て、2019年から株式会社四国遍路(https://shikokuhenro.co.jp/)に入社。お遍路文化を通じた新しい四国の楽しみ方を模索しています。日本酒とワインが好き。