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土佐清水市の西海岸を進むルートのメインイベントもいえるのが奇石海岸の「竜串・見残し」です。お大師さまが見残したとされる景勝地を見たつもりになっていたのが、私も見逃す失態をおかしていたのでした。

 

たくさんの奇石がある海域公園「竜串・見残し海岸」

足摺岬を出発し、39番札所「延光寺」へは複数ルートある中から見どころの多い「月山神社・大月海岸ルート」を選択。土佐清水市街を通過したのち、「道の駅 めじかの里 土佐清水」で「宗田だしカツカレー」の昼食をとり、たどり着いたのは、海岸ルートの立ち寄りメインイベントともいえる「竜串・見残し海岸」です。

この海岸は、砂岩・泥岩が長年波風に浸食され、岩肌にひだや穴をつくり、不思議な形の石で構成されていて、海の優れた景観を維持・保護する環境省指定の「海域公園」になっています。

あれこれ説明するよりも、写真で見ていただいた方がわかりやすいので、以下写真をご参照ください。

竜串海岸 千のこしかけ

岩に無数の穴やひだがあり、椅子がたくさんあるように見えることから「千のこしかけ」

竜串海岸 竜の卵

岸壁は丸みをおびた巨石に穴がたくさんあいている「竜の卵」で、海岸沿いの岩はひだ状に浸食されています。

足摺海底館

海岸沿いは遊歩道が整備されています。おもしろい形の建物が海にささった「足摺海底館」では海中の魚やサンゴを見ることができます。

竜串海岸 奇石の上の道

奇石の上を歩く、難所遍路道ばりのエキサイティングな場所もありました。

 

お大師さまが見残したといわれる「見残し海岸」は実は船で渡る対岸

ここは、お遍路さんにも関連が深く、その昔お大師さまがこの景色を見残したといわれることから「見残し海岸」と名付けられたそうです。
と聞いていたので、私はお大師さまがこの地を訪れることなく、景色も見ることはなかったのだと思っていたのですが、とんだ勘違いだったことが、遍路後にこの記事を書くためにいろいろ調べていたときに発覚しました。

竜串海岸 弘法大師見残展望之地碑

竜串海岸には「弘法大師見残展望之地」という石碑があります。このときはこの石碑の意味も勘違いして、お大師さまが見残した景色を見られたという達成感にひたっていました。

実は「竜串・見残し」の海岸は大きく3つのエリアで構成されていて、「竜串海岸の奇岩群」「足摺海底館遊歩道の奇岩群」「見残し海岸の奇岩群」があり、私が歩いて景色を眺めていたのは前記2つのエリアで、「見残し海岸」は竜串海岸の対岸で船で渡らなければいけなかったのです。
前出のお大師さまの碑の意味は、そこから対岸の「見残し海岸」を遠方に眺め、そこに渡って近くで見ることができなかったということを示しているもので、私もまったく同じことをしてしまい、それに気がついたのが遍路後という大失態をおかしました。
※私と同じミスをおかさないように、「竜串・見残し」一帯の説明ページのリンクをはっておきます。

竜串・見残し 奇石パーク(土佐清水市観光協会HP): http://www.shimizu-kankou.com/tatsukushi/

竜串海岸から見残し海岸 グラスボート

竜串海岸からの海の景色もとても美しかったので写真は撮っていましたが、このときはまさかここに写っている対岸が「見残し海岸」だとは思いもしませんでした。

上の写真に写っている船は海中を眺めることができるグラスボートで、この船で対岸の「見残し海岸」に渡るのだそうです。
乗船時間も含め、90~120分コースとのことなので、事前に知っていたとしても、歩き遍路中に立ち寄るのは厳しかったと思います。
お大師さまも同じ思いをしたのだと思うと、いい思い出にもなりましたが、けっこう悔しくもあります。
※「グラスボート」は2社が運航しているので、参考にリンクをはっておきます。

たつくし海中観光: http://www.glassboat.jp/

竜串観光汽船: http://kankosen.official.jp/

 

ということで、「見残し海岸」を見事に見逃してはしまいましたが、あとから思えばこれもよい思い出になり、竜串海岸の奇石の数々だけでも十分にお腹いっぱいになる見ごたえのある景勝地でした。

【足摺宇和海国立公園 竜串海域公園(竜串・見残し海岸)】

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。