自然豊かな「四万十」で育った「四国美鮮豚」は、ビタミンB・コラーゲン・たんぱく質が豊富で、甘味がありながらしつこくなくあっさりいただける良質な豚肉。豪華なロースかつを甘味がひきたつ「塩」をつけていただきました。
宿毛市では久々の市街地ビジネスホテル泊
この日は大月町の「ホテルベルリーフ大月」を出発し、昼過ぎには宿毛市街に到着し、39番札所延光寺に参拝し、土佐の國「修行の道場」を打ち終えました。
足摺岬から西海岸を進む「月山神社・大月海岸ルート」を選択すると、宿毛市街に入ってから延光寺までは5kmほど(往復10km)の打ち戻りになってしまうので、お寺参拝も含めたっぷり半日を費やしてしまい、愛媛県入りは翌日にして、宿毛市街でゆっくり疲れを癒すことにします。
ここしばらくは足摺の大自然の中を歩いてきたので、お店が並び、車や人がそれなりに行き交う「市街地」は久々で、新鮮に感じてしまいます。
しかも、宿泊先は「ホテルベルリーフ大月」と同系列のビジネスホテル「ホテルアバン宿毛」を予約していたので、それほど大きなまちではない宿毛市街でも、けっこう都会な印象を受けてしまうのです。
※「ホテルアバン宿毛」は手軽に利用できるビジネスホテルでした。詳細情報は以下からご確認ください。
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夕食は「ホテルアバン宿毛」と同敷地内にあってとても便利な「とんかつ かつ村」で、四万十産「四国美鮮豚(しこくびせんとん)」のロースかつをがっつりいただいてパワー補給をしましたので、ご紹介したいと思います。
自然豊かな四万十で育った「四国美鮮豚」は美容健康にオススメの豚
土佐の國「修行の道場」を歩き終えたご褒美と、伊予の國に入る景気付けにがっつり食べてパワーをつけたいと思い、選んだのが「とんかつ」です。
宿泊した「ホテルアバン宿毛」と同系列同敷地内で便利だったことと、宿泊客は飲食代10%OFFになることもあり、夕方ゆっくりお風呂に入ってから、食事に向かいました。
このお店「とんかつ かつ村」は、ロードサイドのファミリーレストランのような雰囲気で入りやすく、家族連れで賑わっていましたが、広々した店内にカウンター席もあるので、一人客でも落ち着いて食事ができます。
「とんかつ」なので、ここでは地元食は期待していなかったのですが、メニューを見るとちゃんとある「四国美鮮豚」なる豚の名前。
この豚は自然が豊かな四万十の地域で育てられ、一般の豚肉に比べると、ビタミンB・コラーゲン・たんぱく質が豊富で、それでいてコレステロール値は低く、美容と健康におすすめの豚肉とのこと。
他にもメニューは豊富で、他のメニューに比べて少々お高くはあったのですが、食で地元を体感してパワーもつけたい私は、迷うことなく四国美鮮豚の「ロースかつ御膳」を選択しました。
四国美鮮豚の味の特徴は「甘味」とのことで、それをひきたてるため「塩」をつけて食べるのがおすすめとのことだったので、まずはその通りいただくと、塩のしょっぱさはほとんど感じず、豚の甘味と旨みがじゅわっと口の中に広がりました。
ロースかつなので、肉の端の方の脂身部分が特に甘くて、それでいてしつこくなくあっさりいただけて美味でした。
小鉢がたくさんついた御膳に、ご飯・味噌汁・サラダがおかわり自由
ロースかつだけでもかなりの満足感なのですが、私が注文したロースかつ御膳にはたくさんの小鉢と茶碗蒸しが付いていて、ご飯がどんどんすすんでしまいます。
そんなときにうれしいのが、セルフサービス形式で、ご飯・味噌汁・サラダがおかわり自由なこと。
腹ペコ歩き遍路の私は、遠慮なくがっつりおかわりをいただいてしまいました。
入店前は、ファミレスのような外観で正直大きな期待はしていませんでしたが、料理はかなりの満足感で、コストパフォーマンスも高く、冒頭にもご紹介したように「ホテルアバン宿毛」宿泊客は飲食代10%OFFになるので、さらに満足度が上がりました。
実は私はこの10%OFFを失念していて、特に申し出なかったのですが、明らかによそもの感が出ていたのか、お会計の際に店長さんが「宿泊客の方ですか?」と声をかけてくださり、割引をしてくださいました。
気の利いた接客はうれしいものです。
ということで、高知県最後の夜は、がっつり栄養補給をして、休養もしっかりとって、愛媛県入りの準備をばっちり整えることができました。
店名: | とんかつ かつ村 |
営業時間: | 11:00~22:00 |
定休日: | 不定休 |
住所: | 高知県宿毛市宿毛1108 |
電話: | 0880-63-1743 |