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別格17番札所「神野寺」は日本最大級のため池「満濃池」のほとりにあり、神仏習合の歴史を色濃く残すお寺です。
神野寺隣接の「神野神社」から見下ろす満濃池の姿は絶景です。

日本最大級のため池「満濃池」のほとりの「神野寺」

別格17番札所「神野寺(かんのじ)」は、香川県仲多度郡まんのう町の日本最大級のため池「満濃池(まんのういけ)」のほとりにあります。
満濃池は空海が修繕を行ったといわれ、そのゆかりで「神野寺」が創建され、現在は別格17番札所となっています。
※「神野寺」「満濃池」に関しては以下リンクの記事もご覧ください。

日本最大級のため池「満濃池」を守護するお大師さま【別格17番札所「神野寺(かんのじ)」】

車遍路さんが神野寺に参拝する際には満濃池のほとりに駐車するのが便利ですが、そこで立派な御旅所を発見しました。

写真奥側が神野寺で、駐車スペースに立派な御旅所があります。

写真奥側が神野寺で、駐車スペースに立派な御旅所があります。

この御旅所は「神野神社」のものです。

この御旅所は「神野神社」のものです。

神野寺から満濃池のほとりを公園の方に歩いていったところにあるのが「神野神社(かんのじんじゃ)」で、満濃池の守護神として古い時代からまつられ、神野寺と神仏習合の歴史を持つ神社です。

 

満濃池のほとりから高台にあがると神野神社があります。

満濃池のほとりから高台にあがると神野神社があります。

 

「神野神社」から見下ろす満濃池の絶景

神野神社の創建年代ははっきりしないそうですが、一説には推古天皇の時代には造営されいたとのこと。
元々はこの地に井戸があり、水の神様である「罔象女神(みつはのめのかみ)」をまつっていたのを、大宝年間(701~704年)に満濃池が創築された際に堤の上に遷移して守護神としたとのことです。
平安時代中期に編纂された延喜式(律令の施行細則)では、讃岐二十四式内社の一社に数えられる格式高い神社でもありました。

参道の石段を登っていくと、一際目につく年季の入った鳥居を発見しました。

この鳥居は室町時代に造られたものだそうで、まんのう町内では最古の歴史をもつとのこと。

この鳥居は室町時代に造られたものだそうで、まんのう町内では最古の歴史をもつとのこと。

神野神社の見どころは、この鳥居から振り返ったところにあります。

高台の神野神社から見下ろす満濃池の景色は絶景です。

高台の神野神社から見下ろす満濃池の景色は絶景です。

神野神社の近くには、地元の農家の奥さん達が運営するうどん屋「かりん亭」があったり、日曜日には「かりん市」という地元農産物の市が出ているので、お遍路途中の休憩にもおすすめです。

満濃池を眺めながら地元のおばちゃん手づくりのうどんが食べられる「かりん亭」

満濃池を眺めながら地元のおばちゃん手づくりのうどんが食べられる「かりん亭」

僕が訪れたのが日曜日だったのでちょうど「かりん市」で地元の農産物が売られていました。

僕が訪れたのが日曜日だったのでちょうど「かりん市」で地元の農産物が売られていました。

満濃池はとても大きな池なので見る場所によっていろいろな景色を楽しむことができますが、僕は神野神社からの満濃池の絶景がお気に入りです。
別格17番札所「神野寺」を参拝の際には、古い歴史をもつ「神野神社」にもお立ち寄りいただき、室町時代の鳥居や満濃池の景色も楽しんでみてください。

【「神野神社」 地図】

 

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佐藤 崇裕

四国遍路情報サイト「四国遍路」を運営する株式会社四国遍路(https://shikokuhenro.co.jp/)の代表取締役。四国遍路の文化をより良い形で引き継いでいくために、四国遍路に新しい付加価値を生み出すべく日々奮闘中。