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須崎市のご当地B級グルメといえば「鍋焼きラーメン」です。
ラーメンだけでなく、親鳥出汁の旨みが凝縮されたスープに「ごはん」を入れた「お手製雑炊」が絶品でした。

須崎名物ご当地B級グルメといえば「鍋焼きラーメン」

36番札所「青龍寺」の参拝後、「国民宿舎 土佐」で宿泊し、浦ノ内湾の海上遍路道である巡航船から岩不動経由の山越えで、たどり着いた先は「須崎市」です。
「須崎市」は、市内を流れる「新荘川(しんじょうがわ)」で現在は絶滅したともいわれているニホンカワウソが発見されたことで有名になった街で、それと並んで街をあげてアピールしているのが須崎名物ご当地B級グルメ「鍋焼きラーメン」です。
2013年には「ニホンカワウソ」と「鍋焼きラーメン」をモチーフにした「しんじょう君」というゆるキャラまでつくってしまいました。

ここで紹介するのが「鍋焼きラーメン」ですが、須崎商工会議所が発足させた「須崎名物『鍋焼きラーメン』プロジェクトX」の定義によると

1.スープは、親鳥の鶏がら醤油ベースであること
2.麺は、細麺ストレートで少し硬めに提供されること
3.具は、親鳥の肉・ねぎ・生卵・ちくわ(すまき)などであること
4.器は、土鍋(ホーロー、鉄鍋)であること
5.スープが沸騰した状態で提供されること
6.たくわん(古漬けで酸味のあるものがベスト)が提供されること
7.全てに「おもてなしの心」を込めること

に合致するものが須崎の「鍋焼きラーメン」とのことで、市内で約30店舗が提供しているそうです。

起源は戦後間もなくの食糧難の時代に、「谷口食堂」というお店が店舗近くの鶏屋でわけてもらった鶏ガラや廃鶏を使ってラーメンが作ったことだそうで、土鍋が使われるようになったのは、出前の際にも冷めないようにとの心遣いからとのこと。

私は須崎を通るときには「鍋焼きラーメン」を絶対食べようと決めていて、事前リサーチで人気店の「橋本食堂」か「まゆみの店」を訪問しようと思っていたのですが、まさかの両店ともちょうどのお休みの日にあたってしまう悲劇にみまわれてしまいました。
曜日を意識せずに、たどり着いた時勝負の通し歩き遍路にはよくあることですが、こんなときには私の大好きな「道の駅」が救ってくれます。
地元名物を安心して調達できるのはやはり「道の駅」ということで、須崎市の「道の駅 かわうその里すさき」でももちろん「鍋焼きラーメン」を扱っていたので直行しました。

「道の駅 かわうその里すさき」のレストランの「鍋焼きラーメン」です。前出の定義にちゃんと合致しています。

「道の駅 かわうその里すさき」のレストランの「鍋焼きラーメン」です。前出の定義にちゃんと合致しています。

 

親鳥の刻み肉が旨み・こくのポイント

上の写真を見ていただくと、すっきり系の醤油スープかと思いきや、鳥の風味がしっかり効いていて、旨みやこくがとても強いパンチのあるスープでした。
このような力強いスープになっているのは、鍋の底に沈んでいた「親鳥の刻み肉」がポイントなんだと思います。
鶏ガラだけではなく、肉からしっかり出汁や脂が出ていて、それが提供時にも鍋に入っていることで、鳥の存在感が前面に出てきます。
具としても、親鳥なので固いと感じるぐらいのがっちりした歯ごたえなのですが、よいインパクトになっています。

ミンチより大きく、小間切れよりは小さい、スープの素としても具としても絶妙の親鳥刻み肉でした。

ミンチより大きく、小間切れよりは小さい、スープの素としても具としても絶妙の親鳥刻み肉でした。

この「親鳥刻み肉」ですが、「道の駅」にたどり着く前に、市内で遭遇した地元の方とお話したときに「地元のスーパーで親鳥ミンチを買ったから、これから家で鍋焼きラーメンをつくるんよ」とパック入った親鳥肉を見せてもらいました。
全国チェーンや県外から進出してきているスーパーには置いていないらしく、家でも「鍋焼きラーメン」をつくるとのことで、地元にしっかり根付いたB級グルメであることを実感することができ、よりおいしく感じました。

あと、特徴でもある「土鍋」での提供ですが、スープが冷めずに食べられるので、2月に食べた私にとっては体が温まってありがたかったのですが、暑い時期だと汗だくを覚悟しておく必要がありそうです。

この「土鍋」を活かしたアレンジメニューがこれまた絶品だったので、続けてご紹介です。

 

「ごはん」と「半熟卵」の「お手製雑炊」が絶品

以下写真がランチメニューなのですが、私は「ごはん」がついた「鍋焼きラーメンセット」を注文しました。

ここまでの道のりで意外とカツオを食べる機会がなかったので、「土佐丼」にもひかれたのは余談です。

ここまでの道のりで意外とカツオを食べる機会がなかったので、「土佐丼」にもひかれたのは余談です。

セットの「ごはん」をラーメンを食べ終わるまでとっておいて、トッピングの生卵にも手を付けずにおいておくと半熟卵状態になっていましたので、ラーメン完食後にスープの中にごはんを投入すると、即席の「お手製雑炊」が完成です。

図らずも卵がベストの状態に仕上がった「お手製雑炊」

図らずも卵がベストの状態に仕上がった「お手製雑炊」

土鍋のおかげでスープが冷めておらず、親鳥の旨みがごはんにしみ込んで、半熟卵の黄身がとろっとからむと、おいしくないはずはありません。
前出の「鍋焼きラーメン」の定義に「6.たくわん(古漬けで酸味のあるものがベスト)が提供されること」とありますが、たくわんは「雑炊」を前提とした付け合わせではないかと思うほどのベストマッチです。

このようにしてラーメンのあとに「雑炊」として食べることを定義に加えてもらうか、「鍋焼き雑炊」を別メニューとして売り出すことを提案しようかと思ってしまいました。
わたし的には「雑炊」まで食べて「鍋焼きラーメン」が完成だと思いますので、皆さまもぜひお試しあれ。

 

施設名:  道の駅 かわうその里すさき
営業時間: 11:00~19:00(レストラン)
9:00~18:00(直営店)
※曜日・季節により変動あり
定休日: 年中無休
住所: 高知県須崎市下分甲263-3
電話: 0889-40-0004
施設HP: http://www.ca.pikara.ne.jp/kawausonosato-s/

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。