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お大師さま誕生の地「善通寺市」には、昭和28年創業の老舗パン屋がつくる名物があります。
その名も「レトロあんぱん」は、長い歴史を引き継ぎながらも新しさも感じる逸品でした。

さぬきうどんを食べたあとに巨大病院に遭遇

74番札所「甲山寺」を参拝し、次の75番札所「善通寺」に向かう途中で、地元の人に愛される製麺所タイプのうどん店「宮川製麺所」で昼食をとりました。
※「宮川製麺所」の様子は、以下リンクの記事もぜひご覧ください。

さぬき式セルフに圧倒されながらも優しいおねえさんに教えを請う【宮川製麺所[善通寺市]】

腹ごしらえを済ませて、いよいよお大師さま誕生の霊地「善通寺」に歩を進めようとした矢先、巨大な建物に目を奪われました。

香川県に入って初めて目にした巨大な建物に驚き、壁面に描かれたかわいらしい絵とのギャップもあり、とても印象に残っています。

香川県に入って初めて目にした巨大な建物に驚き、壁面に描かれたかわいらしい絵とのギャップもあり、とても印象に残っています。

この建物は「独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター」で、戦前の陸軍病院が発祥の「善通寺病院」と「香川小児病院」が合併して、平成25年(2013年)5月に新設された病院なんだそうです。
地域の医療拠点としての役割はもちろん、四国4県からのアクセスもよい場所に立地していることから、救急受け入れや災害時の対策拠点など幅広く対応するとのこと。

ここまでの讃岐の遍路道がのどかな道のりだったので、特に驚きが大きく、ご紹介してみました。
巨大病院を横目に「善通寺」方向に進んでいくと、さらに目を奪われる建物に遭遇してしまったのです。

 

食いしん坊食指が動くパン屋の佇まい

「宮川製麺所」から「四国こどもとおとなの医療センター」を右手に見ながら南に進み、歩道橋がある県道48号との交差点で、その建物に遭遇しました。

交差点角のビルにレトロな書体の「三村のパン」の文字。さらに入口横には「レトロあんぱん 善通寺」の看板。明らかに立ち寄らなければいけないにおいがしています。

交差点角のビルにレトロな書体の「三村のパン」の文字。さらに入口横には「レトロあんぱん 善通寺」の看板。明らかに立ち寄らなければいけないにおいがしています。

さぬきうどんを食べた直後にも関わらず、店の佇まいと「レトロあんぱん」の表示にひかれて、店の入り口に自然と向かってしまっていました。

お店がガラス張りだったので、店外からもちらっと見えてはいたのですが、店内には所狭しと多種多様なパンが並んでいて、ビルのレトロな書体の店名や「レトロあんぱん」とはギャップがあります。

凝った具がのっかった調理パンや、果物やクリームが華やかな菓子パンなどなど、いろいろなパンが並んでいます。

凝った具がのっかった調理パンや、果物やクリームが華やかな菓子パンなどなど、いろいろなパンが並んでいます。

会計カウンターにいらっしゃる店主さんは大ベテランの雰囲気がただよっていて、この方が新しいチャレンジをされて多種多様なパンを生み出していると思うと脱帽でした。
お店は昭和28年創業の老舗で、現在の店主さんは2代目だそうです。
たゆまぬ努力を続けておられるからこそ、変わらずお店が繁盛しているのだと思います。
地元の方らしき人達が次々と入店してきて、なかには予約で大量に購入していかれている人もいました。

 

酒種仕込の3色仕様「レトロあんぱん」

そして肝心の「レトロあんぱん」はというと、こんな感じです。

レトロモダンな商品シールで、小さめのパンが3個セットになった「レトロあんぱん」です。

レトロモダンな商品シールで、小さめのパンが3個セットになった「レトロあんぱん」です。

普通のあんこ、うぐいす餡、白餡の中身が違う3個のあんぱんがセットになっています。
それぞれにあんこの風味と香り、素朴な甘さが際立っていて、さすが「レトロあんぱん」と銘打つだけあって、初めてなのに不思議と懐かしい感じがするあんぱんです。
そして、私が特徴的だと感じたのは餡のまわりのパンで、もっちりした食感と、独特の香りを感じました。
このパンは酒種で仕込まれているそうで、昔から伝わる「酒まんじゅう」がヒントになったとかならないとか。
酒種を使うことによって、パンとあんこがマッチして一体感が出ているのは日本古来の「まんじゅう」が起源だと思うと納得です。

そのほかにも、「白味噌あん餅雑煮」を彷彿とさせる「あんころ餅パン」や、四国では定番の金時豆を使った「豆パン」など、非常食分も含めてたくさん買い込んでしまいました。
※「白味噌あん餅雑煮」に関しては、以下リンクの記事もぜひご覧ください。

香川県讃岐國伝統「白味噌あん餅雑煮」とは?【「本場かなくま餅 福田」「エビスヤ本店」】

なんとなく甘いパンばかりに手がのびたのは、さぬきうどんのデザート感覚になってしまったのが原因だと思われます。
炭水化物オンパレードに糖分までプラスされ、完全に栄養過多のような気がしますが、がんがん歩いて消費するので良しとしました。

 

お大師さま誕生の地「善通寺」の名物「レトロあんぱん」は、老舗の伝統と新しいことにチャレンジする心意気を感じることができる、名物にふさわしい逸品でした。

 

店名:  三村のパン
営業時間: 7:00~20:00 平日
7:00~19:00 土曜
定休日: 日曜・祝日
住所:  香川県善通寺市善通寺町4-7-38
電話: 0877-62-1445

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。