スポンサーリンク

 

76番札所「金倉寺」からすぐの「長田in香の香」は「釜あげうどん」の名店です。
巨大な瓢箪型徳利から注ぐアツアツつけだしに、これまた芯までアツアツのうどんをくぐらせ一気にすすると、小麦といりこの香りが広がります。

「金倉寺」すぐ裏の田んぼの中にさぬきうどんの名店

76番札所「金倉寺」を参拝し、次の札所に向けてきた方向に進みますが、お寺のすぐ裏側の田んぼの中に、立ち寄れオーラが出まくっているお店を発見しました。

「釜あげうどん」とオススメメニューがわかりやすすぎる表示。これは立ち寄らないわけにはいきません。

「釜あげうどん」とオススメメニューがわかりやすすぎる表示。これは立ち寄らないわけにはいきません。

このお店こそ、讃岐國の中でも「釜あげうどん」の名店として名高い「長田in香の香」です。
某グルメ評価サイトでの評価も非常に高いです。

「釜あげうどん」といえば、某大手チェーンうどん店の看板メニューとして今でこそ全国的に知られるメニューになりましたが、讃岐独特のうどんの食べ方だと思います。
釜でゆでたうどんを水で締めずにそのままゆで汁と一緒にどんぶりに入れて、つけだしにうどんをつけてすするスタイルです。

ここまで食べ歩いてきたさぬきうどん屋の中で、事前の期待感が最も高い状態で入店しました。

 

メニューのいさぎよさと気になる「たらい」

入店すると、まずはメニューを確認しますが、今までのうどん屋のメニューとは明らかに違っています。

「釜あげ」「冷やし」「たらい」の3種のみのメニューです。

「釜あげ」「冷やし」「たらい」の3種のみのメニューです。

すべてがつけうどんメニューで、アツアツの「釜あげ」か、ヒヤヒヤの「冷やし」か、「釜あげ」or「冷やし」を大量に「たらい」に入れた状態で提供される、という3種類で、いさぎのよいメニュー設定で、どのメニューにするか迷うことはありません。
「たらい」がとても気になりましたが、ひとりで「たらい」を注文するのは無茶すぎるので、「釜あげ」をチョイス。
家族連れや若者グループがひとつのたらいからうどんをとっている様子は、ちょっとうらやましかったです。

カウンターで注文をして料金を支払ってから、うどんを持たずに席に着いてしばし待ち時間です。
さぬきうどん屋はセルフスタイルで、カウンターですぐにうどんが提供されるパターンが多いので、この待ち時間も他の店にはない特徴だと思います(一般的な飲食店だと待つのが当たり前なんですけどね…さぬきうどん屋は特殊です)。
この待ち時間も、ゆでたて(讃岐の人は「できたち」というらしい)を食べるために必須のもの。
10分ほどの待ち時間の間に期待がどんどん高まっていきます。

 

アツアツの瓢箪型巨大徳利

うどんを待っている間にお店のおねえさんが先に運んできてくれたのが、瓢箪型の巨大徳利です。

これは何なんでしょうか?他のうどん屋では見たことがありません。

これは何なんでしょうか?他のうどん屋では見たことがありません。

この徳利の中にアツアツのつけだしが入っていて、それを自らお猪口に注ぐのですが、アツアツだしが入っているため、徳利自体もおそろしくアツアツになっていて、徳利を触ると「アチッ」と手を引っ込めざるをえません。
そこで活用するのが、首の部分についている硬いビニールひもで、これを持って少しずつ徳利を傾けていくのですが、これがなかなか苦労します。
相当ビビりながら、なんとかお猪口につけだしを注ぐことができたタイミングで、ちょうどうどんが到着です。

 

芯までアツアツのうどんは小麦が香りまくり

どんぶりで提供されたできたちの「釜あげうどん」はこんな感じです。

ゆで汁もどんぶりに入っているので、白濁したお湯から、湯気が立ち上っていて、まさしく「できたち」

ゆで汁もどんぶりに入っているので、白濁したお湯から、湯気が立ち上っていて、まさしく「できたち」

見るからにアツアツのうどんを、これまたアツアツのつけだしにくぐらせて、熱さにビビりながら一気にすすってみると、口から鼻に、うどんの小麦の香りとつけだしのイリコの香りが、ふわっと抜けていきます。

うどんは芯までアツアツで、水で締めていないにも関わらず、もっちりとしたこしがあり、表面にぬめりがあるのも小麦の風味をダイレクトに感じるアクセントになっています。
つけだしは、さぬきうどんの特徴であるいりこの香りがしっかりと主張し、少し甘味を感じる醤油と合わさって、香り高いうどんに負けない強さをもっています。
写真を撮り忘れましたが、食べている途中で生姜のすりおろしを効かすと、すっきりと味が締まります。

「釜あげうどん」の名店にふさわしい一杯をいただくことができました。
それにしても、「さぬきうどん」といっても、ここまでの数軒でもいろいろな食べ方とお店ごとにまったく異なるうどんの特徴を経験し、奥の深さを実感する充実したさぬきうどん屋巡りができています。
またまだ先は長い讃岐國の遍路旅がますます楽しみになっていくのでした。

 

「釜あげうどん」の名店「長田in香の香」では、アツアツのうどんとつけだしに細心の注意を払いながら、小麦といりこの香りを楽しんでみてください。

 

店名:  長田in香の香(ながたインかのか)
営業時間: 9:00~17:00
定休日: 水曜・木曜 ※祝日の場合は営業
住所:  香川県善通寺市金蔵寺町1180
電話: 0877-63-5921

 

あなたにおすすめ

 

pilgrim-shikoku-logo_set 四国遍路情報サイト「四国遍路」
TOPページに戻る


The following two tabs change content below.

ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。