ミニベロ遍路結願までいよいよ最終ルート。途中のおへんろ交流サロンで休憩ランチして、88番札所大窪寺までの登り道がクライマックス。
走行データその33 86番志度寺〜88番札所大窪寺
区間距離:23.62km
実質所要時間:146min
平均走行スピード:10.6km/h
獲得標高:548m
86番札所志度寺からおへんろ交流サロンまでの走行ルート
86番札所志度寺から結願の88番札所大窪寺へ向かうまでのおおよそ中間地点に位置するおへんろ交流サロンまでの道のりは約7.5km程度の距離で、かつ勾配がほとんどないフラットな道であるため快適な走行が可能。
87番礼所長尾寺までは市街地や大きな幹線道路を走ることになるため、いつものことながら車道を走る場合は車やトラックに十分に気をつけながら走行したい。志度寺からお遍路交流サロンとの間にはコンビニやお店が多いため、途中で休憩するチャンスはいくらでもある。
休憩場所やランチのタイミング
87番札所からおへんろ交流サロンと道の駅ながおを通過したのちは、88番札所までは休憩するトイレやお店がほとんどないため、交流サロン周辺で休憩をとり88番札所を目指すことがおすすめだ。道の駅ながおの隣にはレストラン(ほしごえの里)があるため、そこでランチをとるのも良い。おにぎりなどを持参している場合には、お遍路交流サロンの中で食べることも可能。
88番札所大窪寺への登り道
おへんろ交流サロンから88番礼所までは約45分間をかけ、10kmほど続くアップダウンがある坂道を登る。そこまで急な勾配を持つ坂道はないが、それでも距離が長いため自転車を押して登っていくことがほとんどになる可能性もあることを想定に入れておいたほうが良いだろう。
道端には歩道が設置されていないため前後からくる車やトラックには常に注意が必要だが、道幅は広く、さほど交通量が多いわけでもないため車の通行によるストレスは少ない。
多和という集落で県道3号を降りて国道377号へと合流する。その先少し走行を続けると”野田屋 竹屋敷”というお宿を通過する。ここから約200-300m程度先にある大窪トンネル手前で左側にそれる脇道が現れる。この道を左折して進むと念願の結願所である88番札所大窪寺へと到着することができる。
アップダウンはあるものの、自然豊かな車の少ない道のため、大切な88番札所へのアプローチを静かに盛り上げてくれるだろう。約3km後に、ついに大窪寺の仁王門が見えてくる。お寺周辺には小さなお土産屋さん、休憩所やレストランもあるため、昼食のタイミングを逃してしまった場合にはここをランチタイムとするのも一案だ。