【ミニベロ遍路走行データその28】66番札所雲辺寺麓~75番札所善通寺まで

1日で10ヶ所の札所を参拝することになるルート。66番札所雲辺寺のロープウェイまでの登坂から始まり、日本の歴史上重要な寺院のひとつである75番札所善通寺での参拝で終わる1日。

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走行データその28 66番札所雲辺寺麓~75番札所善通寺

区間距離:60.88km

実質所要時間:288min

平均走行スピード:12.2km/h

獲得標高:663m

 

66番札所雲辺寺参拝前のお宿選び

66番札所雲辺寺の近くには宿が少なく、お遍路さんは雲辺寺山の南側、徳島県三好市の「民宿岡田」にて宿泊をしてから、翌朝に出発して札所への山道を登るというパターンが多い。宿が少ないことから民宿岡田は満室の場合も多いため注意が必要だ。もし民宿岡田が満室の場合には自転車を停めさせていただけるため、その場合には例えば隣町で宿泊し、翌朝に宿のスタッフに雲辺寺まで続く登山道のスタート地点である池田町佐野というあたりに送迎してもらう交渉をしてみることもひとつのオプションだ。少々トリッキーな手段ではあるが、翌朝にまた自転車を取りに戻ってから雲辺寺へ向かうことも可能となる。

ミニベロ遍路 雲辺寺手前の宿

アットホームな家庭料理で英気を養う。

 

雲辺寺ロープウェイまでの道のり

ミニベロ遍路 雲辺寺へ向かう早朝

雲辺寺へ向かう朝早くからのクライム。朝の光が美しかった。

民宿岡田のすぐ近くの県道8号観音寺佐野線を約12kmほど登っていき雲辺寺行きのロープウェイを利用するのが自転車遍路にとってはベストなルートとなる。雲辺寺ロープウェイ乗り場までは標高277mを登るルートとなるが、交通量はそれほど多くなくストレスは少ない。かつ、新鮮な山の空気を吸いながらの早朝クライムライドは実に気持ちよい。
スタートから約2km地点あたりまでは緩やかな登り坂が続くが、その辺りがピークとなりその後6-7kmはしばし下り坂が続くため快適なライドが楽しめる。ただしその先はまた2kmほどクライムが待っているため、下り坂で十分にエネルギーをチャージしておくことをオススメする。そのクライムが終わると残すあと約1km程度のロープウェイ乗り場までの道のりは緩やかなアップダウンであるため気構えは必要ない。

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この記事を書いた人

兵庫県出身で、5歳の時に英国に移住し、2017年より京都を拠点に活動している。訪日外国人対象のツーリストガイド、大手インバウンド旅行会社の運営マネージャーなど、いろいろな観光サービスに従事し、すべての観光客が、本物の日本文化に触れ、特に美しい自然を体験してくれることを望む。