【香川県の食文化】うどん県香川でコシのあるうどんを食べる

地元の人と観光客が長蛇の列を作る香川県宇多津町の有名なうどん屋さん「おか泉」。その日の夕食でも出てきたうどん。朝昼晩食べるうどんの世界。

スポンサーリンク

 

うどん県香川で並んでも食べたいうどん

ミニベロ遍路 さぬきうどん

見た目にも美しいうどん

香川の名物といえば讃岐うどん。他府県の人にとっては"うどん県"といえば"香川県"という程その知名度も高く、うどんを食べる為だけに香川県まで足を運ぶ人も決して少なくない。

愛媛県から香川県に入ると、明らかにうどん屋さんの看板を目にする機会が増えた。讃岐うどんの特徴である、モチモチでコシがあるうどんは日本全国で有名なのは周知の事実だろう。うどんと一口にいっても色々な食べ方があるが、私の聞いてきた中でここ讃岐周辺地域で一番人気なのは"ぶっかけうどん"だそうだ。香川県の子供達はおやつ感覚でうどんを食べるという話も耳にする。そして香川県の人は美味しいうどんを食べるためには、行列に並ぶことも珍しくないようだ。

この日訪れたうどん屋さんは「うどん おか泉という有名なお店。人気店らしくお店の外には行列。うどんを食べるために大行列している様子を、県外で育った私は人生で初めて見た。長過ぎる行列でも人が並ぶ理由はすぐにわかった。香川のうどん屋さんは基本うどんの提供スピードが早く、回転も非常に早いので、列が長くても待ち時間は想像よりもかなり短い。
うどん おか泉の名物はひや天おろし。女性の私には麺の量が多い為、今回頼んだのはぶっかけ天とおでん。麺はしっかりと歯ごたえがあり、ダシの香りが食欲をそそり、甘さと塩気のバランスが素晴らしく美味しい。お店ではお持ち帰り用うどんのお土産もたくさん置いてあるため、店内だけでなく自宅やお土産でもその本場の味を楽しむことができる。

そして昼食をうどんで楽しんだその晩、宿の夕食時にご飯をおかわりしに行こうとした時に女将さんから「これからうどんが出るので、おかわりはそんなに食べない方がいいよ!」とアドバイスを受けた。

昼食もうどん、晩御飯にもうどん。朝から並んでいるうどん屋さん。ここ香川では朝もうどんを食べると簡単に3食うどんになることもできる。毎日でも食べられるほど美味しいうどん。うどんを通して香川の文化を感じられる喜びと驚きがここにはある。

四国遍路巡礼に
おすすめの納経帳

千年帳販売サイトバナー 千年帳販売サイトバナー

この記事を書いた人

兵庫県出身で、5歳の時に英国に移住し、2017年より京都を拠点に活動している。訪日外国人対象のツーリストガイド、大手インバウンド旅行会社の運営マネージャーなど、いろいろな観光サービスに従事し、すべての観光客が、本物の日本文化に触れ、特に美しい自然を体験してくれることを望む。