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通し歩き遍路を苦しめ、ときにはリタイアの原因にもなってしまう症状は「足裏のマメ発生」だと思います。
私は道程でひとつもマメができず助かったのですが、その理由は「靴下」にあったと思っています。

足裏のマメ発生の原因は「摩擦」と「湿気」

通し歩き遍路を結願するには約1400kmの歩行が必要だといわれています。
この道のりを歩いていく過程でよく耳にするトラブルは「足裏のマメ発生」です。
私も道中で出会った歩き遍路さんで、足裏の皮が全て剥けてしまったぐらいひどい症状で歩行ペースが著しく落ちてしまった人や、足裏のマメの痛みでリタイアせざるをえなかったという人など、トラブルを目の当たりにしました。

でも、なんと私は結願までマメがひとつもできなかったのです。
これは私に特殊能力があったわけではなく、「靴」と「靴下」のおかげだと思っています。
この記事では特に足裏のマメ発生を防ぐ要因になったと思われる「靴下」をご紹介したいと思います。
※同じく足をサポートしてくれた「靴」に関しては、以下記事もあわせてぜひご覧ください。

遍路旅を強力にサポートしてくれた優秀靴【SALOMON(サロモン) XA PRO 3D】

 

そもそも「マメ発生」の原因はというと「摩擦」と「湿気」だといわれています。
靴や靴下と足の皮が擦れることによって、水ぶくれができたり、皮がめくれてしまうことが、いわゆる「マメ」の症状ですね。
特に水分が多い状態(いわゆる「足が蒸れている」状態)だと摩擦が強くなり、マメが発生しやすいそうです。

ということは「摩擦」が起きないようにする、「湿気」がたまらないようにする、ことを実践すれば「マメ」は防止できるはず。
私が使っていた靴下「CARAVAN(キャラバン) RLドラロン® マダラックス」はこのことをサポートしてくれていたと思います。

足裏のマメ発生から守ってくれた「CARAVAN(キャラバン) 」の「RLドラロン® マダラックス」

足裏のマメ発生から守ってくれた「CARAVAN(キャラバン) 」の「RLドラロン® マダラックス」

 

日本の登山用品ブランド「CARAVAN」

私が選んだ靴下のブランドは「CARAVAN(キャラバン) 」で、1954年にトレッキングシューズの製造から始まった日本の登山用品メーカーです。
本格的な登山ギアを製造していて、カジュアル感のあるアウトドアブランド「Jack Wolfskin(ジャックウルフスキン)」や、登山ポールで有名な「LEKI(レキ)」などを輸入販売もしています。

私が選んだ靴下「CARAVAN(キャラバン) RLドラロン® マダラックス」にも、日本ならではの技術が詰まっています。

株式会社キャラバン ホームページ: http://www.caravan-web.com/

 

「摩擦」を軽減する左右専用設計「RL SOCKS」と肉厚ふかふか生地

この靴下の最大の特徴は、左足用と右足用が別々の専用設計になった「RL SOCKS」という仕様で、日本で生まれた技術で特許も取得している優れものなのです。

靴下には「R」と「L」のマークが編み込まれていて、左足用と右足用で専用設計になっています。

この靴下に出会ってからは、靴下が左右で形が同じなのが不思議に思うようになりました。特にスポーツ時にはとても重要に思います。

この靴下に出会ってからは、靴下が左右で形が同じなのが不思議に思うようになりました。特にスポーツ時にはとても重要に思います。

 

以下写真は着用した状態ですが、足の形にあわせて親指側が長くなっていて、さらに小指側から親指側に向かって高くなるように傾斜もついていることにより、足にぴったりフィットします。
一般の靴下に比べて、親指周辺は余計な圧力がかからず、逆に小指側は生地が余ったり隙間ができたりしないそうです。

親指側と小指側で長さが違うので、靴下の形もそれに合わすのが当然といえば当然ですよね。

足の形は親指側と小指側で長さが違うので、靴下の形もそれに合わすのが当然といえば当然ですよね。

 

また、以下写真は裏返した状態なのですが、土踏まずと足首部分が足に合わせて細くストレッチが強くなっており、ぴったりフィットすると同時に、母指球部分とかかと部分は分厚くしっかりフォローされています。

足の形に合わせて太い細いが明確に設計されていて、それぞれの部分で編み方が違っています。

足の形に合わせて太い細いが明確に設計されていて、それぞれの部分で編み方が違っています。

この設計によって、生地がだぶついたり、靴下の中に余計な空間ができるようなことがなく、「摩擦」のリスクが大幅に軽減していると思います。

またこの靴下ですが、初めて触ったときには驚くほど分厚く感じる肉厚な生地なのです。
靴をはくときに不快感があったり、暑く感じたりしないかと心配しましたが、実際着用してみると、これまた驚くほど軽く、気持ちよかったのです。
厚さがしっかりありながら、着用感は快適で、このことが「靴」との相性を高めて、ずれたり擦れたりすることを防いでいると思います。

「RL SOCKS」の詳細は以下のリンクにてご確認ください。

RL SOCKS(株式会社キャラバン ホームページ): http://www.caravan-web.com/caravan/socks/RL.html

 

「湿気」を逃がして快適性を増す機能糸「dralon(ドラロン)」

この靴下に使われている糸は「dralon(ドラロン)」というドイツ生まれの機能性をもったもので、アクリル・綿・ポリエステルの混紡で、繊維の断面が犬の骨の形をしている特殊形状なんだそうです。
アクリルの特徴である軽くてふっくらした感触に、綿とポリエステルで吸汗してそれを素早く乾かす機能を付加しているとのことで、このことによりしっかりサポートできる肉厚がありながら、「湿気」を吸って外に逃がし、足を快適な環境に保つことで、マメ発生のリスク軽減になっていると思います。

形状と編み方は日本の技術、糸はドイツの技術の合わせ技で、私を足裏マメ発生のトラブルから守ってくれました。

 

びっくりするぐらい汗をかく足にはケアが必要

ご紹介したように優秀な「靴下」はトラブルのリスクを軽減はしてくれると思いますが、道具ばかりに頼るだけでは遍路は乗り切れないと思います。
やはり状況や環境に合わせて、自分なりのケアや工夫が必要です。

歩き遍路を始めるとすぐ実感すると思いますが、一日中歩いているとびっくりするぐらいに足に汗をかきます。
水の中に足を突っ込んだかなというぐらいになることもあると思います。

靴下がいかに吸汗速乾機能があっても、蒸れがどうしようもない状況も起きると思いますので、この状況を改善するのは、単純に「靴・靴下を脱いで風を通してやる」ことです。
こまめに休憩をとって、そのたびに靴を脱ぐ、できれば靴下まで脱いで裸足になる、これを実践するとしないでは全然違うと思います。
私はこのことを出発地のJR板東駅近くのおへんろ亭 森さんに教えていただきましたが、序盤は休憩自体が時間がもったいなく感じたり、靴を脱ぐのが面倒だったりして、実践していなかったのですが、シンスプリントの症状で苦しみだしてから、こまめに行うようにして、足の状態がよくなったように思います。
※「シンスプリント」に関しては、以下記事もあわせてご覧ください。

歩き遍路を苦しめる脛の痛みの原因は?【シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)】

休憩時には、足の指を広げたり、足首をまわしたりして、血行を促進してあげると、疲労軽減にもつながると思います。

さらに私は以下写真のように靴下を折り返して、ふくらはぎや脛部分の血行を妨げないように工夫もしていました。
締め付けがしっかりしていることはサポートになる一方で、体の状態によっては負担になることもあるので、その場の状況判断も必要になってきます。
些細なことかもしれませんが、遍路道中で自分の体や外部環境と向き合い、場面に合わせて状況判断していくことも学ぶことができたように思います。

私の通し歩き遍路結願を強力にサポートしてくれた「靴」と「靴下」に感謝です。

私の通し歩き遍路結願を強力にサポートしてくれた「靴」と「靴下」に感謝です。

 

たかが「靴下」、されど「靴下」、なるべく快適な遍路旅を歩むために「靴下」も自分にあった機能的なものを選択してみてください。

ソックスの詳細情報のリンクもはっておきます。

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。