公開日:2019.07.12
最終更新日:2024.03.18
このたび、四国遍路情報サイト「四国遍路」にて記事を書かせていただくことになりました、廣瀬美音子(ひろせみねこ)と申します。お遍路旅のいろいろなスタイルを自分で実践しながら記事を書きたいと思います。
簡単に自己紹介など…
北海道札幌市の出身で1975年生まれ。卯年のO型。
歓楽街として有名な「すすきの」にほど近い商店街で生まれ育つ。実家は酒屋と米屋が合体した店舗。
都会の路地が遊び場だった一方、雪や北海道の自然にも親しんでいた幼少期〜青年期を経て、九州福岡の大学に進学し、都市計画や環境デザインを学ぶ。
卒業後は東京で都市計画事務所に就職。住民参加型のまちづくりなどを手がけ、土日なく働く生活を続けていた。
2006年に結婚を機に香川へ移住。IT系派遣会社のコーディネーターや自治体勤務を経て、2019年に
株式会社四国遍路に入社。
まちづくり的な視点やお遍路文化への好奇心を持って、お寺巡りだけに限らない四国遍路の楽しみ方を発見すべく、取材を続けている。
お遍路の経験
四国に移住したからにはお遍路を経験すべき、と少しずつ巡っていますが、歩きで順番通りに到達したのは12番札所焼山寺まで。ただ、神社仏閣巡りが好きなので、四国八十八ヶ所霊場に限らず四国内外の寺社詣りは続けています。
四国遍路のような伝統的な巡礼の場に触れる経験は、仏教や神道の歴史が浅い北海道で生まれた身にとって、とても新鮮なものに感じられます。かつての日本の人の感性や祈りのあり方を追体験するような感動を覚えるとでも言いましょうか...。
ロマンチックな妄想かもしれませんが、私にとっての遍路とは、そうした先人に想いを馳せる体験であるともいえます。
このサイトで伝えたいこと
このサイトでは地元の自転車メーカであるTyrell(タイレル)の折り畳み自転車「IVE(イブ)」を使って、ポタリング型(※)のお遍路も提案していきたいと考えています。
自転車で全ての寺を「通し」で巡るのではなく、車や公共交通に自転車を乗せて、スポット的に行きたい札所を巡ってみる。お寺巡りのついでに土地の面白いものや美味しいものも堪能する。そんな気軽で楽しいお遍路のスタイルをお伝えできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
※ポタリングは散歩のように自転車を楽しむスタイルを指す。長距離を移動するのはロード型が適しているが、ポタリングにはこの「IVE」のような小回りのきくタイヤの小さい小径車(ミニベロ)が向いている。