【四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~】歩きお遍路さんの事情に特化したガイドブック

「四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~」は、歩きのプロが歩きお遍路さんの事情に特化して執筆した遍路ガイドブックです。正確な地図と解説で歩き遍路道の距離や勾配を把握でき、歩行目安時間やモデルプランから、風景・風物・歴史などまで、歩きお遍路さんのための実践的な情報が掲載されています。

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歩きお遍路さんの悩みを解消する「四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~」

四国八十八ヶ所霊場を歩いて巡るお遍路さんにとって、道に迷うことも修行といわれています。
全行程1,200km以上とされる遍路道を歩む日々で遭遇する一つひとつの困難も含めて、そのすべてが修行なのでしょう。なにも知らない土地に飛び込んで歩くのですから、戸惑うことも当然です。

第一の悩みは、複数ある遍路道から、どの道を選び、どのようにたどっていけばよいかわからないことだと思います。
歩きお遍路さんは、いわゆる「旧へんろ道」といわれる遍路道を選ぶことが多く、道中には小さなシールや簡易な道標で道順が示されていますが、歩き始めたばかりのお遍路さんは見逃すこともしばしばです。道を大きく迷うと、その日予定していた行程の変更が必要になる場合もあります。

第二の悩みは、1日にどこまで歩けるかわからないことだと思います。
特に峠越えの所要時間は未知数です。昼も過ぎて峠越えの見通しがついた段階でその日の宿に予約の電話を入れても、満室で断られることもあります。

第三の悩みは、昼食の確保でしょう。
四国八十八ヶ所霊場巡礼では、四国内を遍く巡りますので、飲食店や物販店が非常に少ない地域にも多々出くわします。あらかじめ昼食をとる場所を計画しておく、もしくは、携行食を用意するなどの対策をしておかないと、歩くために重要な栄養補給ができない場合があります。

歩きお遍路さんのこのような悩みに対応するために刊行されたのが、「四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~」です。
本書は、歩きお遍路さんが歩む道を選択するためのヒントとなる歩行時間の目安や高低差が記載された地図が掲載され、風景・風物・歴史などの多角的な視点からの情報も提供されている、歩きお遍路さんのためのルートガイドです。
執筆者の岸田明(きしだあきら)氏は、昭文社発刊の山と高原地図「塩見・赤石・聖岳」を約20年間にわたって執筆し、山と渓谷社発刊の雑誌や登山のガイド本にも多数寄稿している、いわば「歩きのプロ」です。同氏は四国八十八ヶ所霊場を歩きで3回・車で1回巡礼され、本書の出版にあたって数回にわたって現地の再調査をされたとのことです。

四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~_表紙

四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~_目次

 

「正確な地図」「歩行目安時間」「区切り打ちモデルプラン」「四国別格二十霊場情報」

「四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~」の最大の特徴は、歩きお遍路さんにとって最も重要な情報である地図情報が、国土地理院の地形図が7万5000分の1縮尺で掲載されていて、また、北の方角は本を開いた時に地図の上方向に固定されている点です。
詳細なルート情報を見るにはこの縮尺では粗いですが、遍路道の全体感を掴みながら行程を決めるためには、とても使いやすい縮尺です。等高線は20m標高差になっていますので、行程の勾配を一目で理解することができます。

歩行時間の目安が掲載されていることも、歩きお遍路さんの実用性が考慮されたポイントです。本書の地図上に記載された区間歩行時間目安を合算することで、その日の目的地までの所要時間を知ることができます。勾配が大きい区間では、平地とは異なる所要時間を加味した歩行計画を簡単に想定することが可能です。
遍路道中の難所の情報も掲載されていますので、難所を歩くべきか、他の道に迂回するべきかの判断にも役立ちます。

何回かの日程にわけて巡礼する「区切り打ち」のモデルプランも掲載されていますので、無理のない計画立案に便利です。それぞれの区間ごとに、道中の風景やルート選択に関する情報、ルートの状態などが概説されていますので、その日の行程がどの様なものになるのか、あらかじめ想定することができるでしょう。

また、弘法大師空海ゆかりの寺院を巡る四国別格二十霊場巡礼に関する情報にも、多くのページが割かれています。四国八十八ヶ所霊場巡礼とともに四国別格二十霊場巡礼を行うお遍路さんもいることから、四国別格二十霊場の札所を行程にどのように組み込むか、あるいは、別途切り離して参拝するのかなどの計画立案にも活用することができます。

四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~_地図

四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~_本文

 

「電子書籍版」と「Googleマップ」「ヤマタイム」を組み合わせた活用方法

「四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~」は、紙書籍版に加えて電子書籍版でも提供されています。
歩きお遍路さんは少しでも荷物を減らして軽量装備を求める人が多いですので、電子書籍版の携帯性は利点です。また、電子書籍版であれば地図を拡大して見ることができるので、分岐が複雑な場所や勾配を詳細に確認したい場合にも便利です。

また、デジタル機器を活用する場合は、本書とGoogleマップを併用することがおすすめです。
本書は、限られた紙面の中に歩きお遍路さんが求める情報を厳選して掲載していますので、それぞれの人の遍路スタイルにおいて足りない情報は、Googleマップで補完するとよいでしょう。特に宿・飲食店・物販店など遍路を巡る上で重要なインフラ情報は、Googleマップの膨大な情報量に勝るものはありません。

さらに本書は、山と渓谷社が運営する登山情報サイト「山と渓谷オンライン」のサービスの一つである「ヤマタイム」と連携していますので、詳細な地図情報「地理院地図(GSI Maps)」をヤマタイムを通して閲覧することができます。ヤマタイムには本書と同様の遍路道が表示されていて現在位置も確認することができ、道に迷った場合でも簡単に遍路道に復帰することができるでしょう。

四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~_グラフ

 

「四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~」を利用すれば、遍路の準備段階から道中まで、悩みごとや心配ごとを減らして、遍路旅に臨むことができると思います。安心・安全に遍路道を歩めば、四国の遍路文化や豊かな風土などを目一杯満喫することができるでしょう。

▼購入はこちら
四国八十八ヶ所~歩き遍路のための完全ガイド~ 岸田明著
https://www.yamakei.co.jp/products/2825530810.htm

 

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この記事を書いた人

四国遍路情報サイト「四国遍路」を運営する株式会社四国遍路(https://shikokuhenro.co.jp/)の代表取締役。四国遍路の文化をより良い形で引き継いでいくために、四国遍路に新しい付加価値を生み出すべく日々奮闘中。