高野山へは電車・ケーブルカー・バスでの入山の際に通る「不動坂」の入口にある「女人堂」「お竹地蔵」も立ち寄り必須スポットです。
「町石道」歩き登りだと見逃す可能性がありますので、ぜひ「不動坂口」まで足をのばしてみましょう。

 公共交通機関が充実の「高野山」

 私は歩き四国遍路の延長で、「町石道」を歩いて登り、「高野山」に入山しましたが、「高野山」は公共交通機関がとても充実しています。
電車だと南海電鉄で「極楽橋駅」まで移動し、そこからはケーブルカーに乗り換え「高野山駅」へ、そして高野山内を走るバスでいろいろな見どころスポットに簡単にアクセスできてしまいます。
特に開創1200年記念大法会期間中は、臨時電車や臨時バスが出ており、普段より運行本数が多いので、待ち時間少なく移動が可能です。
さらに、高野山にアクセスするための特別割引切符や、乗り放題パスなど、料金がお得になるサービスもありますので、私が知る限りで以下にご紹介しておきます。

【高野山・世界遺産きっぷ(南海電鉄)】
●電車割引往復乗車券  南海電鉄 発売駅⇔高野山駅
●高野山内バス2日フリー乗車券  南海りんかんバス
●拝観料2割引サービス券  金剛峯寺、金堂、根本大塔、霊宝館
●お土産1割引サービス券  珠数屋四郎兵衛、中本名玉堂、高野茶屋 和久
※高野山開創1200年記念大法会期間(4月2日(木)~5月21日(木))限定 高野山開創1200年記念大法会参拝志納500円割引
http://www.nankai.co.jp/traffic/otoku/koyasan.html

【高野山1Dayチケット】
関西の主要私鉄、地下鉄が共同で発売している乗り放題の乗車券(電子カード)と優待クーポンがセットになった切符
※高野山開創1200年記念大法会期間(4月2日(木)~5月21日(木))限定 高野山開創1200年記念大法会参拝志納500円割引
http://www.hankyu.co.jp/ticket/otoku/16/

【春の関西1デイパス】
JR西日本が発売する1日限定乗り放題パス(発売・利用期間:平成27年3月5日~6月7日)
※高野山開創1200年記念大法会期間(4月2日(木)~5月21日(木))限定 高野山開創1200年記念大法会参拝志納500円割引
http://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/tokutoku/spring_kansai1daypass/

【高野山内一日フリー乗車券(南海りんかんバス)】
●高野山内の路線バスが一日乗り放題(切符は高野山駅前バス営業所窓口のみで販売)
●拝観料2割引クーポン・お土産1割引クーポン付き
http://www.rinkan.co.jp/ticket/

【高野山パーク&ライド1日フリー乗車券】
自家用車で高野山に入り、高野山内区間(「高野山駅前」―「女人堂」区間は含まず)の路線バスが乗り放題の切符
http://www.rinkan.co.jp/koya1200/index.html

【好きっぷ2000(南海フェリー)】
徳島港→和歌山港(南海フェリー)+ 和歌山港駅→高野山駅(南海電鉄)のセット券
http://www.nankai-ferry.co.jp/nankai-special/skip2000.html

下山はケーブルカーと電車と使いました。ケーブルカーは直下降するがごとくの急角度。なかなかスリルがあります。

下山はケーブルカーと電車と使いました。ケーブルカーは直下降するがごとくの急角度。なかなかスリルがあります。

「極楽橋駅」-「橋本駅」間は山岳鉄道。高野山の自然を満喫できます。私は「町石道」歩きで十分堪能しましたが。

「極楽橋駅」-「橋本駅」間は山岳鉄道。高野山の自然を満喫できます。私は「町石道」歩きで十分堪能しましたが。

「高野山駅」-「女人堂」までのバス区間はクネクネ道で、運転手さんの見事なドライビングテクニックを見ることができます。

「高野山駅」-「女人堂」までのバス区間はクネクネ道で、運転手さんの見事なドライビングテクニックを見ることができます。

 

「女人堂」「お竹地蔵」に立ち寄り必須の「不動坂口」

「高野山駅」から「高野山」にアクセスする場合の入口となるのが「不動坂口」です。
「高野山」に入山するルートは複数あるのですが、昔は女人禁制だったため、高野山の尾根を境界として「結界道(女人堂)」があり、そこから山内に入るための7つの入口(高野七口)が設けられていました。
「高野七口」には、入山できない女性が滞在して読経を行う「女人堂(にょにんどう)」が置かれていましたが、現存するのはただ一カ所で「不動坂口」の「女人堂」です。

「不動坂」を下って入山するのも「町石道」とはぜんぜん違った趣きがありますので、バスでここまで移動してきた方も一度ここで下車し、歩いて中心部に移動することがオススメです。

「不動坂」を下って入山するのも「町石道」とはぜんぜん違った趣きがありますので、バスでここまで移動してきた方も一度ここで下車し、歩いて中心部に移動することがオススメです。

「不動坂口」の「女人堂」は高野山の歴史や成り立ちを感じることができる立ち寄り必須スポットです。

「不動坂口」の「女人堂」は高野山の歴史や成り立ちを感じることができる立ち寄り必須スポットです。

「不動坂口」には「女人堂」の目の前に「お竹地蔵」とよばれる巨大なお地蔵さまがいらっしゃいます。
このお地蔵さまは、「横山竹」という方が、安政2年(1855年)の江戸の大地震で亡くなられた人々のため、又自分の父母の菩提のために自分の身を仏様に捧げて30年お年期奉公し身を粉にして働き蓄えたお金で建てられたそうです。
「女人堂」で参籠していているときに、地蔵尊の霊夢をみたことで一念発起したともいわれており、女人禁制の時代から高野山が霊山として崇められていたことがうかがえます。

高野山の入口をやさしく見守っている「お竹地蔵」

高野山の入口をやさしく見守っている「お竹地蔵」

 

「不動坂」途中にも見どころスポット「徳川家霊台」「浪切不動尊」「高野幹部交番」

「不動坂」の途中にも、たくさんの見どころがスポットがありました。
「町石道」を歩いて登り、そのまま「壇上伽藍」「金剛峰寺」から「奥の院」まで進むと、ここは通らないルートなので、ぜひわざわざ足を伸ばして立ち寄ってみてほしいです。
それぞれのスポットを写真で簡単にご紹介します。

「浪切不動」で有名な「南院」です。訪問した4月中旬は門前の桜がまだ咲き始めた頃でした。

「浪切不動」で有名な「南院」です。訪問した4月中旬は門前の桜がまだ咲き始めた頃でした。

徳川家康・秀忠の霊廟「徳川家霊台」です。「一重宝形造」の見事な霊廟が二舎並んでいます。

徳川家康・秀忠の霊廟「徳川家霊台」です。「一重宝形造」の見事な霊廟が二舎並んでいます。

「徳川家霊台」の受付所ではブサカワな看板猫ちゃんが迎えてくれます。

「徳川家霊台」の受付所ではブサカワな看板猫ちゃんが迎えてくれます。

坂を下りきったところの歴史的建造物の「高野幹部交番」は、わたし的には見逃せないスポットでした。

坂を下りきったところの歴史的建造物の「高野幹部交番」は、わたし的には見逃せないスポットでした。

 

「高野山」は世界遺産登録されていることもあり、便利でお得な交通手段がありますので、ぜひ活用して、快適に参拝・散策を行ってください。
歩きで「町石道」を登られた方は、ぜひ「不動坂」にもお立ち寄りを。

 

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ごんのすけ

お遍路さん初心者です。  2015年1月20日(火)に1番札所を出発し、2015年3月1日(日)に41日間で88番札所で通し歩き結願を果たすことができました。 2015年4月12・13日の2日間で、開創1200年で盛り上がる高野山にお礼参りにも行ってきました。 自身の通し歩き遍路体験を元にお役立ち情報を発信しています。